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「iPhone X」「iPhone 8 Edition」「iPhone 8」…未だに定まらない新iPhoneの名称予想、それぞれに”ありえそうな理由”と”無さそうな理由”を挙げてみる
2017/09/09 11:53
9月12日の発表まで3日と迫っているわけですが、3機種でると言われているiPhoneの名称が未だに不鮮明な状態です。
予想されているのは「iPhone X」「iPhone 8 Edition」「iPhone 8 Pro」「iPhone 8」など。どれも有り得そうな理由がありますし、どれも違いそうな気もする情報が錯綜しています。そこで整理も兼ねてそれぞれのそうなりそうな理由とそうでなさそうな理由を挙げてみようと思います。
iPhone X
iPhone Xはエックスではなくテン。今年がiPhone発売から10周年、その記念モデルという位置づけから付けられると予想されている名称。この場合iPhone 7シリーズの後継はiPhone 7s/7s PlusになるかiPhone 8/8 Plusになるかは不明。
■ありえそうな理由
・iPhone発売10周年を象徴した名前
・通常のナンバリングラインナップと違うということでローマ字の名称になっている
・MacのOSがOS Xという名称を使っていたことから統一性がある
■無さそうな理由
・通常のナンバリングが8、9と進んでいった際に数字の10と被る
・MacのOSはSierraから「macOS」に変更されており、Xの名称が進行形で一致しない
iPhone 8 Edition
今年出るモデルがiPhone 7/7 Plusの後継が7sシリーズにならずiPhone 8/8 Plusとして全てiPhone 8シリーズになる場合にプレミアムモデルとしての位置づけからEditionが付けられると予想されている名称。8が抜けてiPhone Editionという説もある。
■ありえそうな理由
・EditionはApple Watchの第一世代で通常モデルの一つ上の位置づけのモデルとしてつけられた名称なのでそれに倣う形になる
■無さそうな理由
・Apple Watchも現行の第二世代ではEditionの名称を用いたモデルは無く、現行モデルと進行形で一致しない
iPhone 8 Pro
今年でるモデルがiPhone 7/7 Plusの後継が7sシリーズにならずiPhone 8/8 Plusとして全てiPhone 8シリーズになる場合に上位のプロ仕様としての位置づけからProが付けられると予想されている名称。こちらも8が抜けてiPhone Proになるという説もある。
■ありえそうな理由
・ProはMacBook、iPadで通常モデルの一つ上の位置づけのモデルとしてつけられた名称なので統一感がある
■無さそうな理由
・あくまで記念モデルや通常ラインナップから外れた特別仕様と考えられており恒常的なプロ仕様のラインナップとは意味合いが異なる
・予想ではあるが、SoCやメモリなどはiPhone 8 Plusと同じと想定されており、内部スペックやユースケース的にもMacBookなどと比べた場合にProというには少し弱い
iPhone 8
リークや予想などで長らく慣例的に用いられてきた名称。この場合iPhone 7シリーズの後継は7sシリーズとなる。
■ありえそうな理由
・プレミアムモデルがiPhone 7→iPhone 7sの次と考えた際に当てはまる、がそれくらいで他の予想が出てきた今としては説得力がかなり弱い
■無さそうな理由
・iPhone 7sシリーズとその次と見られてきた名称が同時発売されることになり、命名規則の流れが大幅に変わることになる。
・来年の名称が7sの次をどうするのか、8の次も出るとしたらそちらもどうするのか、どちらも規則性が崩れて非常にわかりにくくなる。
・すでに他の名称予想が多数出てきており、それらのほうが説得力がある。
以上、ざっとですが予想される名称とその理由を連ねてみました。
決め手となるのは通常ラインナップとは外れた1回きり(もしくは1,2回程度)の特別モデルという扱いで合っているのか、今後も含めて命名規則をどうなるのがわかりやすくスマートか、などの点がありそうです。