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iOS 11が正式に発表。App Storeが刷新、iPadにはDockやFileアプリが登場、ドラッグ&ドロップでのデータ操作が可能など大幅進化
2017/06/06 19:37
WWDC 2017においてiOS 11が正式に発表されました。
発表された内容ではiPhone向けの機能もいくつかありましたが、主にiPad向けの機能の大幅強化が発表された形となりました。
iPad向け機能
■Dockが追加
macOSの様に画面下に複数のアプリがならぶDockが追加されます。アプリを固定するだけでなく、最近使ったアプリなども表示される。
■ファイルアプリが追加
純正のファイラーアプリがやっと登場します。端末内のデータだけでなくiCloudはもちろんDropboxなどを始めとした各種クラウドストレージと連携することが可能。
■ドラッグ&ドロップに対応
テキストや写真、ファイルをアプリ間で移動が可能。画面を分割するSplitView利用時などに一つの画面の中でアプリ間をまたいで操作できます。
■Apple Pencilが強化
Apple Pencilを当てるだけですぐに注釈やメモを入れられるインスタントマークアップ、ロック画面タップするだけでメモを取り始められるインスタントメモ、テキスト間に手書きを挿入すると自動的にテキストが避けるインラインスケッチなどの機能が
■QuickTypeキーボード
キーをフリックすることで一つのキーで複数のテキストを入力できる様に。
iPhone、iPad共通機能
■カメラが強化
Live Photosにループ、バウンス、長時間露光が追加。写真データの圧縮技術の刷新により今までの半分のファイルサイズで保存が可能に。
QRコードの読み取りも可能に。
■メッセージアプリ
画面下のステッカーやアプリを呼び出すUIが刷新。新しいエフェクトも追加。
■Siri
翻訳、音楽の再生機能の追加。音声だけでなく、キーボードで文字を入力してやり取りが可能に。
■Apple Music
友達がシェアしたプレイリストや、よく聞いている音楽をチェックすることが可能に。
■コントロールセンター
デザインが一新、1画面内に収まるようになり、カスタマイズも可能。
■ロック画面
通知がホーム画面同様、ロック画面でも全ての通知の閲覧が可能に。
■App Storeが刷新
毎日オススメのアプリが出てくるTodayがメイン画面となり、タブも一新「Games」「Apps」「Updates」「Search」に。
Todayではアプリの制作過程などストーリーも表示。アプリごとの詳細画面でもより多くの情報が表示可能に。上位であればランキングが表示される、動画の数が増加など。
iOS 11はおそらく今後もっと大量の変更点が見つかると思われます。変更内容の数だけでいえば過去最高レベルになるかもしれません。