カテゴリ ゲーム-シミュレーション
感覚はまるで詰将棋。限られた手だからこそ思考と戦略が試されるお手軽シミュレーション「LINE グラングリッド」
2016/12/14 18:36

俯瞰視点でマス内でキャラクターを動かして戦うオーソドックスなシミュレーションゲームですが、ユニットの性能やマップが超限定的!できることが少ない分、ボードゲームの様な感覚で遊ぶことができます。
ベースは日本でよくシミュレーションゲームと言われるタイプの俯瞰視点のマス目が区切られたマップでコマを動かして戦う戦略ゲーム。…なのですが、まずフィールドが狭い!全部で5×4マスしかありません。

そこに自軍ユニットは4体、敵は状況に応じて1〜複数体が現れます。
さらにユニットの性能も限定的!移動は十字四方向に1マスずつのタイプか十字四方向に直線移動の2タイプしかありません。

攻撃も十字に1マスか2マスの2タイプのみ。つまり移動と組み合わせても全部で4タイプしかユニットの種類がないという非常に限られた作りになっています。

ターン制で、1ターンに動かせるのは3回まで、攻撃はAttackボタンを押したタイミングで全ユニットが行い同時にターン終了となります。

この割り切った仕様がなかなか見事。直進ユニットは壁か他ユニットに当たる場所にまでしか移動できないため、攻撃を当てるには複数回移動したり壁役が必要だったり、1マス移動キャラは当たり前ですが敵に到達するまでに複数行動が必要、しかし行動回数は少ないため無駄な動きもできません。
範囲内に敵がいれば一回のAttackで1ユニットが複数に攻撃ができるので、一回の移動と攻撃で一気に敵を削ることもできます、そういった点も考慮する必要があったりとなかなか奥が深い。

1ターン内で最小限の動きでどれだけ上手く攻撃を当てられるか、短い時間で程よく思考を楽しむことができます。
他にもスキルやマルチプレイなどアプリらしい要素も多くありますが、とにかく基本のシステム部分がシンプルでありながら思った以上によく出来ており、短い時間にサッと遊ぶにも丁度いいゲームとなっています。
- 総合評価
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- デザイン性
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- 操作性
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- 熱中度
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- コスパ
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- 簡単さ
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コメント
シミュレーションゲームというと、システムやユニットの癖に慣れるまでが勝負という感じがありますが、スッと入ってしっかりと戦略を楽しめます。















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