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今年はVR一色?ゲームの未来と過去が交錯する東京ゲームショウ2016!ミートアイ的レポート!

2016/09/15 19:54

今年はVR一色?ゲームの未来と過去が交錯する東京ゲームショウ2016!ミートアイ的レポート!

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 アプリメディアであるミートアイから見た東京ゲームショウ2016レポート!

 今年もやってまいりました、東京ゲームショウ2016!コンソールゲームと比べてまだ未成熟なアプリゲーム業界、ゲームショウでの展開も毎年毎年が大きな変化の連続です。果たして今年はどうなったのでしょうか。

RE Camera

いきなり総括

 昨年好評だったので、今年もまずいきなり総括します。

 全体のイメージですが、ついにコンソールゲームとアプリの差が無くなってきた、というのが所感です。

 とはいえメーカーもユーザーも個々の場面で見ればやはり双方に差はあり、扱いは全く違う物と思う方も多いでしょう。実際には私だってそう感じる部分は大きいです。

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 しかし、ゲームのお披露目や告知を行う展示会といった観点で見た時に、コンソールだから、アプリだから、といった視点ではない部分で扱われているではないか感じます。

 それは、例えば個々のタイトルの性質やリーチするユーザー層、このゲームショウという場を活かせるかといった視点、つまりより如実に作り手やゲームはユーザーを具体的に意識してきているとも取れます。

 ここまで言うと気づく方も多いかもしれませんが、そう言った視点でいうとゲームショウは今のところ”アプリ向き”ではまだありません。

 やはりここに来ている方の多くはゲームが大好きであり、そういう方にはやはりまだコンソールタイトルの方が大きく響きます。そのため正直に言うと全体としてはアプリの占める割合や力の入れようは縮小していると感じました。(実際の数字はわからないのでぼかしてます)

 ただし、単にアプリがゲームショウから消えつつある?というのとは違います。大手ゲームメーカーであれば、アプリは自社のコンソールタイトルとは違う路線のものを打ち出すといった感じでそれぞれがそれぞれの範囲・規模で最大限力を発揮する出し方をしてきています。

 また、アプリゲームが今まだ継続して大きく進化し続けていることもあり、アプリ専門のメーカーはあえて大きく踏み出し、コンソールメーカーに肩を並べるべく力を入れてきているところだってあります。

 昨年はコンソールとアプリの分岐が総括でしたが、今年はそれらがさらに並列となりタイトル単位での世界になったという感じでしょうか。

 つまりそろそろ本格的にプラットフォームを入り口として考える時代が終わりつつあるのかもしれません。

アプリ

 というわけでやっとアプリのお話。ミートアイ的にはメインのはずですが、長くなってきたのでサクッと行きたいところ。注目のアプリをガンガンご紹介していきます。

 ■遊戯王デュエルリンクス

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 すでにβテストなども行っている発表済みタイトルですが、巨大な端末で試遊できます。

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 アプリゲームでは最近ハースストーンを皮切りにシャドウバースと本格的なカードゲームが一大ジャンルに成長するかどうかという段階ですが、やはりカードゲームといえば遊戯王でしょう。

 このカードゲームが盛り上がるタイミングで遊戯王の漫画内通りのゲームができるとしたら興奮以外ありません。とりあえず押さえておきたい一本。

 ■フレイム×ブレイズ

 スクウェア・エニックスの完全新規タイトル。

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 規定マップ内で戦う俯瞰視点アクションでMOBA要素を含むゲーム。最近このジャンルもじわじわ増えてきた気がします。

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 デモプレイを見たところとにかくグラフィックが美しい。正直ゲーム画面だけ見た時はコンソールタイトルかと思いました。

 ゲームらしいゲームでありながらオンライン対戦や、限られた時間でも楽しめるMOBAなどスマホらしい要素も取り言えているスクエニらしいタイトルだと思います。

 ■BLAZBLUE REVOLUTION REBURNING

 今や格闘ゲームの一大タイトルとなったブレイブルーもスマホ参戦です。

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 左右移動とタップと上下フリックを組み合わせた攻撃で思った以上に格ゲーできます。ソロプレイなら十分楽しめそうな感覚でした。

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 あとは対戦での駆け引きや楽しさをどこまで体現できるかに期待。

 ■ラストグノウシア

 ブシロードの完全新作カードゲーム。

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 遊戯王といいカードゲームが来てますが、こちらは結構ライトな印象。

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 手札から3つの場いずれかにカードを出し、向かい合う場のカードかそれがいなければ相手本体に時間で自動的に攻撃するというルール。

 リアルタイム性が高く、その分場の数に制限があったりといわゆる最近のTCGベースのゲームとはちょっと違い、アプリらしい作りになっていると思います。

 ■EXAVA(イクサバ)

 こちらはアソビモの看板タイトルアヴァベルオンラインのスピンオフ。

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 アヴァベルのPvPのみを抜き出したようなゲームということで、ゲームを立ち上げるとすぐ対戦可能。

 使用キャラは5人で組んで3キャラが場に登場、そのうち2キャラはAI操作となり、サブを含めAIキャラともいつでも操作は交代可能。

 アヴァベルは基本がRPGで共闘する場面が多いですが、こちらはPvP特化ということで格闘ゲームのような感覚で遊べます。

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 1プレイ3分でさらに先に10キルすれば決着。かなり短時間でガッツリ対戦を楽しめます。

 なんと発表直後にiOS,Androidともにアルファ版が公開、遊ぶことができます。

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 ■討鬼伝モノノフ

 PS Vitaで人気シリーズなっている和のハンティングアクション。こちらは事前登録を開始。

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総括その2

 最後にもう一回総括を。

 今年のゲームショウは、何と言ってもこれを外せませんでした。そうVR。

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 とにかく今年はPSVR発売直前ということもありとにかくVR展示が多い!

 最大手のプレイステーションブースはもちろん、アプリメーカーもVRを使ったところは結構あります。

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 VRといえば未来のゲーム体験の象徴みたいなところがありますよね。でも今回のゲームショウはその未来と過去が同居したような空間でした。

 その一つが東京ゲームショウ&日本ゲーム大賞20周年の展示。

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 今まで毎年どんなゲームが売れて・注目を浴びてきたか20年にわたって振り返ることができます。

 他にはバンダイナムコブースではガンダムゲーム30周年の展示も。

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 別に懐古主義ってわけではありませんが、まだ未知数とも言える未来のVRと、ゲームの歴史を振り返る区切りのいい時期、そして近年生まれてまさにゲームになれたアプリ業界、その全てがここにはありました。

 VRもそうですがアプリでいえば今年は賛否両論が出つつも世界を席巻したPokémon GOのリリースに年末にはついにマリオも控えています。

 様々な歴史を経て、今まさにゲーム業界は新たに生まれ変わろうとしているのかもしれません。是非ゲームショウでその雰囲気を確かめてみてください。

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