「電車でGO！」といえば、電車運転シミュレーターの先駆けとして人気のゲームタイトル。アーケードゲームとして稼働開始してから、なんと来年で20周年なんです！これを記念して、最新作「電車でGO！！」（アーケードゲーム）と「連結！電車でGO！！」（スマートフォンアプリ）が発表となりました。

　アーケードゲーム「電車でGO！！」は、これまでの「電車運転シミュレーター」からさらに進化。「“いつもどおり”が運転士の誇り」をキーワードに、運転シミュレートに細かいシチュエーションも加わった「電車運転士体験ゲーム」になりました。

　全高216cm・全幅260cmの筐体は実際目にするとかなり大きく、運転士としての「業務」に没入できる本格仕様。実際の車両が300cmほどであることを考えると実物にかなり近いことになります。運転席やマスコンなどの操作部分も開発チームが全力再現。

　さらに、前面にある3枚の液晶に表示されている窓の外の景色。

　これはスクウェア・エニックスのヴィジュアルワークス部が監修していて、実写かと見まごうほどのクオリティなんです。

　ゲーム内では、天候や時間帯などきめ細かい状況下での運転などがミッション制で用意されており、乗客の日常を守る「実際の運転士としての体験」ができるということで、運転シミュレーターから一歩先を行く「電車運転士体験ゲーム」に進化しています。

　また、オンラインアップデートで全国各地の路線を随時配信予定とのこと。自分がよく利用する路線が加わるとプレイにもますます熱が入りそうで楽しみです。

　併せて、スマートフォンアプリ「連結！電車でGO！！」についても発表がありました。電車がモチーフのパズルゲームで、Android/iOSともに今冬配信予定、アーケード版との連動については今後明らかになっていくとのことでした。

　そして今回、他のメーカーとのタイアップも多数発表されました。世界最小級のブロック「nanoblock」を発売している株式会社カワダとのタイアップでは、「電車でGO！！」の世界にnanoblockの鉄道模型「nanoGauge」が登場。

　アプリやPC版でお世話になった人も多いはずの「乗換案内」。定番サービスの「乗換案内」を提供しているジョルダン株式会社ともコラボレーション企画を準備中。

　鉄道雑誌「鉄道ファン」ともタイアップ連動企画が進行中とのこと。「鉄道ファン」には、かつてタイトーが「電車でGO！」の広告を裏表紙に載せた際、「鉄道ファン」の表紙にそっくりな「電GO!ファン」という全面広告にしたことで注目を集めたことがありました。

　最後に、開発陣はロケテストなどを通じて、ユーザーの声を広く聞いていきたいとの意気込みを語っていました。各社とどのような連携を取るか、またゲームの詳細に関しても続報待ちのものがいくつかありましたが、今後のお知らせに期待が高まりますね。

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