とある夜、翌日の天気を調べようとiPhone標準の天気アプリを開いたところ、ふと気づく事がありました。

　その時は月曜日の時間は深夜2時過ぎ、つまり正確には火曜日の2時という事なのですが天気アプリはまだ「月曜日 今日」と表示しているのです。

　そこで思ったのが「日付と同時に曜日が切り替わらないのであれば、これ何時変わるんだ！？」ということ。

　というわけで確認してみました。

　検証当日は水曜日の日中。深夜に、最悪朝まで天気アプリを睨み続けるのは厳しいので、夜になる時間の国にiPhoneの時計を変更し、その国の天気も設定したうえで確認してみます。

　調べたところ12時間前にずれている国がブラジルだったので、時計をブラジルに変更し、天気にリオデジャネイロを追加します。

　この時点ですでに深夜0時を回っていますがリオの天気はまだ火曜日。

　深夜1時を過ぎてもまだ火曜日。

　と、ここで昔標準天気アプリの日付が1日ズレる事があるという現象を思い出したので、その可能性を確認。方法は設定アプリの「プライバシー ＞ 位置情報サービス」にある天気の項目を「許可しない」に変更したうえで再度時計を設定するというもの。

　原因が内部時計と天気アプリの同期ズレなどであればこれで時間通りの曜日になるはずですが、改めて見ても変わらず。

　そして2時、これでも変わらず。

　それにしてもリオデジャネイロは暑いですねぇ。しかも週間予報をみてもずっと晴れですよ、大変だコリャ（他人事）。

　遂に3時。夜なので気温も変わらないし、企画的に絵面が変わらないのもキッツいです。

　と、思ったらこの数分後に再度確認したところ、ポロッと火曜日が水曜日に変更されました！3時14分の出来事です！

　3時頃に切り替わるルールで一つ前の3時8分の段階がブラウザでいうところのキャッシュの様な問題で切り替わらなかったのか、それとも何かしらのルールにより3時8分から3時14分の間で切り替わったのか。なぜそのタイミングかなのかは謎ですが。

　ここで偶然、天気アプリにニューヨークもセットされていることに気づきました。ニューヨークはリオの丁度1時間後ずれ。少し待てば再度確認ができそうです。

　しかしここで新たなる謎。同じ3時14分を過ぎてもニューヨークでは曜日が切り替わりません…

　さらに時間が経っても変わらず。業を煮やして、一度天気から消して再度登録（何故かこのタイミングでローマ字に変わる）、iPhoneの再起動も行いましたが火曜日のまま。

　更に待ち、結局曜日の切り替わりを確認できたのはなんと3時44分でした。正直にいうと、ずっと目を凝らしていたわけではなく数分毎に確認するといった状態だったので、少しズレはあると思いますが、おそらく3時30分から44分の間に切り替わったと思われます。

　結果としては場所によって曜日が切り替わるタイミングが違ったため、正確な切り替え時間はよくわかりませんでしたが、天気アプリの曜日が変わる瞬間は日付の切り替わりジャストでは無いということ・○時○分に切り替わるという数字ベースのルールではないということが判明しました。

　あくまで予想となりますが、おそらく最も多くの人が活動していない、主に寝ている時間に曜日の切り替わりが起きるのでは無いかという考えができそうです。それでも揺らぎがあるのがちょっとわかりませんが。

　実際に私達の生活でも夜0時を過ぎて「明日また連絡するね」なんて話した際、「明日ってどっちだ…今から寝て起きた段階が明日なのか…それとも日付はまたいでるから正確な日付での明日なのか…」みたいな事思ったりしないでしょうか。

　0時ジャストに曜日を変更しないのはAppleが実生活に則した形で天気を表示してくれているということなのでしょう。多分おそらく。

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イマ＆ムラ

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