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ソフトバンク契約で購入したiPhone 6sのSIMロックを解除したぞ!これでau、ドコモ、MVNOのSIMでも使えるようになりました!
2016/03/28 18:55
2016年3月24日(木)にソフトバンク契約でiPhone 6sを2015年9月25日の発売日当日に購入したユーザーは晴れてSIMロックの解除が可能となりました!
そこで早速解除をしてみましたよ!
まずは、マイソフトバンクにログインし、右上のメニューをタップ。「契約確認・変更」から「SIMロック解除対象機種の手続き」にいきます。
説明が諸々書いてありますが、画面下にスクロールしていくとIMEIの入力欄があります。
ここでIMEIを入力する必要があるので確認しましょう。
設定アプリを開き「一般 > 情報」にIMEIが記載されています。この欄を長押しするとコピーできるので、コピーしたら先ほどのブラウザに戻って入力します。(まぁ先に用意していても良かったですね…)
入力すると確認画面がでるので「解除手続きをする」をタップすればOK。
ここでデカデカと注意がでている通り、まだ解除は完了していません。とはいえソフトバンクで行う事はここで完了。実際に行うこともあとちょっとです。
そしてここで必要になるのが別の「開通済みSIM」でございます。今回はauで契約していたiPhone 6 Plusのものを使用。
これで何をするかというと、入れ替えてアクティベートするだけ。
アクティベートといっても大したことではなく、電源を切ってSIMを入れ替え、再起動するとiPhoneの初期設定とほぼ同じ画面になります。同じですが、実際に必要になるのはWi-Fiの設定(飛ばすことも可)とApple IDのとパスワードのみ。これを入力すればアクティベート完了。別の回線で今までどおりiPhoneが使えます。
先ほどまでソフトバンクで繋がっていたiPhoneがしっかりauで通信できております。
最後のSIM入れ替えに関してですが、他社SIMが無くても一度iPhoneを初期化し復元すれば元々のSIMでも可能です。が、それならそもそもその段階でSIMロックを解除する必要があるか疑問なので、どうせならSIMロックを解除して他回線で使うぞ!という準備が出来てからやりましょう。
解除自体はキャリアショップでも行う事ができますが、その場合は手数料として3,000円必要になるので、Webから自分で行えば無料で済みます。解除手続きは購入日から180日(キャリアによってカウントの仕方で若干前後します)必要なので、その点だけ注意しましょう。
SIMロックを解除する利点・注意点
さて、ではSIMロックを解除する利点はなんなのか、簡単にまとめてみました。
・購入時に契約したキャリア以外の回線が自由に使える。
・別の回線に買えることで通信料を抑えられる可能性がある。
・他の端末とSIMを入れ替えで共有できる。
・海外で使う際、高額なローミング以外に現地の安いSIMを使える選択肢ができる。
格安SIMなどの選択肢が増えるというのが一番大きいと思いますが、個人的には複数回線を契約していてサブ端末の通信量が余っているのにメインのiPhoneは制限に掛かりそう、といった場合に入れ替えて使えば固定費そのままで通信量を無駄なく使えるというのも嬉しいです。
付け加えると国内で発売されているスマートフォンの多くはSIMロックを解除したとしても、そもそもキャリア向けにカスタマイズされており他社のバンドに対応していない場合もあり、解除して他SIMを入れたけど通信パフォーマンスを最大限発揮出来ないことがあります。しかし、iPhoneに関しては1端末でドコモ、au、ソフトバンク全てのバンドに対応しているので他端末とくらべて利点が大きいということもあります。
また一部、SIMロックを解除してしまうと契約中の元回線の割引などが無くなる、といった話を聞きますがそういった事はありません。回線をそのまま契約し続けていれば今まで通りです。(もちろん解約すればその際の違約金や割賦残債がかかる場合はあります)
ただし、何かの事情で端末をキャリアショップに持ち込んだ際に他社SIMを入れた状態だと若干気まずいですし、解約の処理をするのであれば元SIMが必要になる可能性があるので基本的に入れ替え前のSIMは解約まで大事にとっておきましょう。
参考:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除 | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク