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dTVターミナルをレビュー!Apple TVやChromecastよりオススメか徹底検証!

2015/10/29 18:55

dTVターミナルをレビュー!Apple TVやChromecastよりオススメか徹底検証!

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 Apple TVを初めとして、Android陣営からはChromecast、Nexus Playerと、動画やスマートフォン、タブレットの映像をTVやモニターに写すデバイスの存在感が増してきましたが、通信キャリアであるNTT docomoからも出ているの知ってました?

 それがこちら「dTVターミナル(dTV 01)」でございます。

dTV_01

 huluやNetflixといった動画見放題サービスが注目されるなか、Amazonまで動画見放題サービスを開始し、docomoでもdTVを提供していることもあり、そちらを快適・簡単にTVや大きなモニターで見るための端末として登場しています。

 同梱物はリモコンにHDMIケーブル、電源アダプタに電源用ケーブルですね。コレ系のデバイスでもHDMIケーブルが同梱されてないアイテムもあるので基本的とはいえ入ってるのは嬉しい限り。

dTV_02

 背面には電源プラグの差し込み口、HDMIは出力用だけでなく入力もあります。他にネットに有線で繋ぐ用のLANケーブル口と音声を外部スピーカーに繋げるための光ケーブル口もあります。

dTV_03

 側面にはmicroSDとUSB差込口もあります。

dTV_04 dTV_05

 キャリア提供のデバイスということでもっとシンプルかなと思ったのですが、HDMI入力によりモニター側に入力端子が少ない場合に他のデバイスを邪魔しない様な工夫がされていることや、考え方によってはリスキーなUSB端子があるのはちょっと驚きました。

 microSDはスマホユーザーにとってはカメラで撮影した画像をモニターに映し出せたりとかなりいいですね。

 リモコンもシンプル且つ日本語でしっかり説明がされています。好みもあるとは思いますが、国産のキャリア提供サービスとしてちゃんとユーザー層を把握した結果だと思います。

dTV_06

 電源とモニターへの接続さえすれば、あとは画面に説明が表示されるので、簡単に始められます。

dTV_08

 で、ここでそもそもの誤解を解かなければなりません、dTVというサービスはドコモの回線契約者、つまりdocomoの携帯を持ってないと使えないと思っている方が多いと思いますが、実際は違います。

 dTVをはじめとして、dアニメストアや音楽聴き放題のdヒッツなども、ドコモ以外の携帯からも登録して使うことができます。iPhoneだけでなくAndroidでも使えますし、映像サービスはPCブラウザからも利用可能と、かなり幅広いというかほとんど誰でも使う事ができます。

dTV_40

 起動直後のメイン画面ではオススメの動画が大きく表示されるザッピングUIとなっています。

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 ホームボタンを押せば、ジャンル別のコンテンツ一覧ですね。

dTV_15

 画質に関してもHD対応なので、TVやモニターで見ても十二分に綺麗に見えます。

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 もう一つdTVについて、誤解している方が多いと思います。国内発信のサービスということで海外ドラマや洋画について海外発のサービスより弱いと思われがちですが、全然そんなことはありません。

dTV_34

 配信数だけ見ても劣らない上に、米国最新のドラマが見られるFOXチャンネルもそのまま見られるだけでなく、当日のリアルタイムの放送が見られなくても安心な見逃し配信も行っています。

 そしてこんな記事途中で言うのもなんですが、他社がだいたい千円弱のところ月額540円と圧倒的に安いです!

 またdTVターミナルではdTVだけでなくdアニメストアも見ることができます(※別途契約が必要)。両契約者はもちろん片方だけでも十分使う価値はありますよ。

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 ちなみにYouTubeを見ることも可能。

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 スマートフォンやタブレットの画像を無線で映し出すことができるMiracast機能も搭載しており、画面をそのままモニターに映し出すこともできます。最近のAndroidスマートフォンやWindowsタブレットならほぼほぼ対応しているので嬉しい機能です。Miracast専用デバイスもありますが結構高いんですよ。

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 iPhoneユーザーにとって、同系のデバイスで一番気になるのはApple TVだとは思いますが、使った感触としては反応も良く(現行のApple TVは正直反応が鈍いことが多々あります…)、動画見放題サービスやYouTubeを大画面で見る、という要望を満たすのではればdTVの方が上といって良いです。

 気になる事としてはApple TVは丁度ここ数日以内に新型が発売されるというタイミングではありますが、基本的に動画配信については今までのチャンネルを踏襲していまし、大きな目玉はゲームなどのアプリが追加出来るという点です。

newappletv_01

 これについては確かにdTVターミナルに無い機能ですが、動画視聴においてはSiri搭載による検索やレコメンドはあるもののそこまで大きく影響するものでは無いと思われますし、何より値段が今までもdTVターミナルと比較して高かったものが更に値段が跳ね上がります。

 dTVターミナルは税込みで7,538円。ドコモの携帯支払いに合わせて24分割の314円/月にもできますし、ドコモの周辺機器と同様ポイントで買うことも可能です。ポイントは余らせている方も多いので結構簡単に買えちゃうかもしれません。

 もちろんApple TVではhuluやNetflixなど複数サービスが使えるので、そもそもどのサービスを使っているかによって左右されることはあると思いますが、動画配信サービスも日々切磋琢磨しており、それ自体を見直しつつdTV+dTVターミナルという組み合わせはサービスの月額も安く、専用端末もお手頃という内容で結構アリだと思います。

ライター名

この記事を書いた人

イマ&ムラ

 

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