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遂に発売されたMacBookで使えるAnker製USB-Cケーブルとハブを一気にレビュー!
2015/07/09 17:54

新しいMacBookのユーザーはとにかくUSB-C対応の周辺機器が発売されることを望んでいたと思われます。私もその1人。
そして先日遂にiPhoneのモバイルバッテリーやケーブルを始めとした周辺機器で有名なAnkerさんから対応製品がリリースされました!発売された3製品を一気にレビューしたいと思います!
■Anker® PowerLine USB-C & USB 2.0 ケーブル
まずは最も用途が多いであろうUSBケーブル。

まごうことなきUSB-C端子です。反対側はオス型です。

そして最も気になるのは、このケーブルでモバイルバッテリーから充電出来るのか!?という点です。早速接続!使用したのは同じくAnkerさんのZoloシリーズのバッテリー。2つのポートで合計3Aまで出力できます。

接続したところ、MacBookの電源アイコンが認識し充電状態に!

しかし、問題はここから。バッテリー状態の詳細を確認したところ「バッテリーは充電できません」となっています。

実際に使用しているとバッテリーが緩やかに減っていきました。ただ、完全に電気が流れていないというわけではなく、消費電力に追いつかないという感じのようです。内部バッテリーの電池を回復していく充電はできずとも、外部から電気を補充している給電状態に近いと思われます。
ただしこれは、ケーブルが原因かというと単純にモバイルバッテリーの出力が弱いという可能性もあるので同じAnker製でもさらに出力の強いAstro E7などを利用すれば、もう少し充電が可能かもしれません。
また、MacBookを使用せずに閉じた状態で接続すれば微速ながらも充電出来るかもしれません。
続いて、モバイルバッテリー以外を試してみます。こちらは私のデスクと家庭でも大活躍の「6ポート USB急速充電器」。ここから充電出来るか試します。

こちらは先ほどと違いしっかりと充電完了までの時間が計測・表示されました!間違いなく充電できていると言っていいでしょう。

電流チェッカーで両者の数値を比較。


モバイルバッテリーで5.17v 2.27A、充電器で5.00v 2.27Aとチェッカーの数値としてはそこまで大きな違いは感じられませんね。
さらに踏み込みます。充電ができたAnker® PowerLine USB-C & USB 2.0 ケーブルと6ポート USB急速充電器の組み合わせが純正のアダプタ&USB-Cケーブルとくらべてどれくらい違うかを見てみます。純正品で充電を開始したところ「充電完了まで」の時間は78%の状態から1:18。先ほどは75%からで3:15必要だったので、流石に純正よりは充電効率は落ちるようです。

最後に1%を充電する時間も比較してみました。
純正が76%から77%にするのに1分08秒46。

Anker® PowerLine USB-C & USB 2.0 ケーブルと6ポート USB急速充電器の組み合わせで77%から78%になるのに5分01秒47。思ったより差がでました。

検証中はヘビーな使用をしていませんが、これくらいの充電効率だとひょっとすると、使い方によっては充電が追いつかないこともあるかもしれませんね。まぁコンセントがある場合にはおとなしく純正品を使うのが吉かと思われます。
少し話が広がってしまいましたが、モバイルバッテリーについては、コンセントからの純正アダプタ&ケーブルの組み合わせとはいかないものの、出先での電源の延命には使えそうです。とはいえ、バリバリに使用しながらや完全に放電状態からの充電やとなると厳しいかもしれませんね。
■Anker® USB-C & 4 ポート USB 3.0 ハブ
お次はUSB3.0のポートが4つ付いたハブ。

ケーブルは短めで丁度いいですね。

適当なUSBメモリを接続してみました。当たり前ですが、ちゃんとマウントされています。

手元に対応の外部HDDなどがなかったため検証できていませんが、最大5Gbpsの高速データ転送が可能となっているので、大容量データのやりとりにも安心して使えそうです。
■Anker® USB-C & 3 ポート USB 3.0 ハブ イーサネットアダプタ付属
最後はイーサネットアダプタ付き。

こちらはUSBポートが一つ減って3つに。とはいえ普段使いなら3つもあれば十分という方も多いと思います。出張などが多い方はホテルなどの有線LAN利用を考慮してこちらの方がいいかも。

本体サイズは4ポートハブと全く一緒です。

USBポートについては数以外は4ポートタイプと同じなので、イーサネットアダプタについてLANケーブルを接続し無線LANとの比較をしてみました。



上が、無線LAN経由で下り3.17Mbps、上りが1.99Mbps。有線接続だと下り85.83Mbps、上りが74.76Mbpsと結果はあからさまに有線接続が速いですね。当たり前ですが。まぁ無線LANルーターがだいぶ古い家庭用のものなので、速度比較としてはほぼ意味はありませんが、こちらのハブを使って有線接続でしっかりと通信できましたよ!ってことで。
新しいMacBook使いには最低でもケーブル一本といずれかのハブ一つは用意しておきたいアイテムたちです。







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