WWDC 2015でiPhone/iPadの次期OSであるiOS 9が正式発表されました！

マルチタスキング対応でiPadで2つのアプリを1画面に表示が可能に

　iPadに最も望まれていた機能かもしれません。iOS 9ではマルチタスキングに対応、一つの画面で2つのアプリをアクティブな状態で使えるようになります(Sprit view機能）。

　また二分割だけでなく、一つのアプリを利用中に、横からスライドするように別アプリを引き出し、一時的に利用すぐに戻れる機能も搭載します（Slide Over）。全面でウウェブや動画を見ているときに、サッとメールの返信だけする、ちょっとしたメモをとるといった使い方ができます。

　画面二分割機能が使えるのは現行機種ではiPad Air 2のみ。

新アプリ「News」登場

　いわゆるFlipboardの様なRSS収集アプリ。提供されたニュースメディアから自分で好きなものを選んでカスタマイズが出来る。

　本文内の動画もそのままシームレスに再生可能。

ノート（メモ）アプリが進化、写真や動画の貼り付け、手書きメモが可能に

　ノートアプリ（日本語では「メモ」）が大幅に進化。フォントの変更やメモ内にチェックリストの作成、写真・動画の貼り付け、手書きのメモも作成可能に。

Siriがさらに強化。ユーザーの行動を予測して必要な情報を提供してくれる

　新たに「Proactive」機能を搭載。頻繁に利用するアプリやサイトの更新情報を自動で表示してくれます。

　Siriは40％高速化、回答の正確さも強化。

iPadのキーボードが進化。コピペボタン追加やタッチパッドの様な使い方が可能に

　キーボード上部にコピー、ペースト、カットの専用ボタンが常設。

　キーボードを二本指でなぞることで画面上のポインターを動かすといった操作が可能になる。

　物理キーボードを接続した場合にアプリ切り替えなどのキーボードショートカットが使えるように。

その他まとめ

　地図アプリ内で電車やバスの乗換案内に対応。

　本来大きなトピックなのですが、日本では提供未定。

　アップデートのデータ容量が1.3GBになり大幅削減。

　バッテリー持続時間の強化。

　無線接続でのCarPlay利用が可能に。（日本では提供未定）

　安定性の向上がメインではといった事前の噂が多く見られましたが、その点については多く触れられませんでした。ただ、確かに大幅な機能追加やデザイン変更は見られないものの、改めて見直すと一つ一つの機能は実際に触ってみれば嬉しいと感じられそうな機能が追加されているように感じます。

参考：Apple – iOS 9

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

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