カテゴリ ゲーム-ロールプレイング
ゲームだから死んでもすぐ復活!?そんな甘さは無し、後戻りは出来ない激シブゲーム「ウィズローグ」!
2015/03/13 19:30
「ゲームなんだからやり直せる」だれがそんな事言ったんだか。ウィズローグはそんな甘さを捨てた実に漢らしい、しかしだからこそやりごたえがあるゲームです。
メインはダンジョン探索RPG。簡単に言うと「不思議のダンジョン」系といってわかる人は説明がほぼ不要。
ダンジョンをタップで移動し、敵と戦います。攻撃は周囲8方向全てに可能で、戦士系なら一マスよこ、弓矢や魔法はアイテムを消費しますが遠くまで攻撃できます。
1マスに6人のユニットがセットとなるのがミソ。敵に対してどのユニットで攻撃するのかなど事前の組み合わせとダンジョン内での思考が試されます。
階段を探してダンジョンを潜りゴールまで辿り着けばクエストクリア。と、ここまではウィズローグのローグの部分。ここからがもう一つのウィザードリィの部分。
ウィザードリィといえばとにかく死ぬ!ダンジョン探索の難易度によるところももちろんでしたが、同様に復活の過程がシビア。
ダンジョン探索中にHPが0になったユニットは死亡となります。それを復活させるには無料で確率にたよるか有料で100%にするか選べます。
そして失敗すると灰に!ただしまだここから復活も可能、しかし灰からの復活に失敗するとユニットは完全消滅!二度と戻ることはありません!
二段階あるので、結構ゆるく感じるかもしれませんが、無料だと結構しくじられます。ちなみにウィザードリィシリーズで有名な詠唱もしっかりされます!細かい演出ですがシリーズのファンには嬉しい(トラウマ?)な限り。
ちなみに復活すると年をとります。これを繰り返すと弱くなっていき、最終的に死にます。つまり復活してもし続ければいつかは死ぬ。
よく死ぬ、と聞くとスペランカーの様にアクション部分で理不尽に死ぬパターンがありますが、このゲームではじわじわ死ぬ・確実に死ぬという感じで全体的に死が迫ってくる感があります。
とはいえ戦闘部分やユニットの組み合わせはローグ系のゲームの集大成という感じで実におもしろく、死の感覚もあり異様な中毒性があります。ゲームは遊びではない、生き死をかけたシミュレーションだと教えてくれるアプリです。
- 総合評価
- デザイン性
- 操作性
- 熱中度
- コスパ
- 硬派度
コメント
ダークな雰囲気、渋目のシステム、全てが男らしい静かに熱いゲーム。