カテゴリ ゲーム-ロールプレイング
その名に恥じずストーリーがだいぶゆるゆる。でも時折見せるアツさが癖になるRPG「ゆるドラシル」
2014/12/14 18:01
神話を元に、オーディンやトール、フレイといった名だたる神様が登場するRPG!と書くと固そうというか怖そうですが、このゲームは違います!
最大の特徴はタイトルの通り”ゆるい”っ!!
登場する神様のキャラクターが立ち位置こそは神話を元にしてますが、主神オーディンは「働きたくない」とのたまい、雷神トールは脳筋と、現地の人が見たら怒られるんじゃないかと心配なほどゆるいキャラになっています。
キャラクターのデザインもみんな可愛くクオリティも高いです。
ゲームのシステムはオーソドックスなコマンド式を基本としながらも半自動でプレイできる、凄く良く出来たシステム。
「たたかう」や個別のスキルの下にゲージがありこれが時間経過や攻撃などによって溜まり、より強い攻撃を繰り出せるようになっています。
また次コマンドの上にはアクションを起こすまでのゲージがあり、戦闘中の敵味方全キャラの行動までのタイミングがわかります。
コツとしては各キャラのコマンド入力はいつでも変更可能で、一度ボタンをタップするとゲージが減ってコマンド不可にならない限り同一コマンドが実行され続けるので放置していてもやられっぱなしにはなりません。
そして慣れてくるとこの騒がしい戦闘システムが爽快になって来ます。自キャラの行動スピードを把握しながら強いスキルをタイミング良く使いこなすと闘ってる感が凄いです。
最後に、ストーリーがゆるいゆるい言いましたが、やってみると最初に違和感を感じるかもしれません。
実はゲーム開始時のイントロ部分が結構シリアスなんです。
プレイ本編のだいぶゆるい感じから、如何にしてこのシリアス展開に流れて行くのか、見逃せません。
物語としてもゲームとしてもゆるいようでゆるくない、侮れないゲームですよ。
- 総合評価
- デザイン性
- 操作性
- 熱中度
- コスパ
- メリハリ
コメント
ストーリーもシステムもさらっとバランスが秀逸。