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最強の名刺管理アプリ「Eight」を120%活用するために、助けてスキャンマン!
2014/12/02 20:31
先日ご紹介した超優秀な名刺管理アプリ「Eight」ですが、これのみならず名刺管理アプリ全般にはたったひとつだけ弱点があります。
それは…
こんな風に、せっかく頂いた名刺を読み取らずに溜まっちゃったら意味が無いってことですよぉぉぉぉぉ!(※自己責任)
しかしこんなズボラでどうしようもない私すらも助けてくれるサービスがある!ということでEightを提供しているSansanさんを訪ねました!
そこで待ち構えていたのはそう、スキャンマン!
左がEigthを提供するSansanの日比谷さん、右がスキャンマン代表の杉本さん
スキャンマンとは名刺のみならず企業文書などあらゆる紙のスキャンをその場に行って代行してくれるというサービスなのです!
スキャンマン自体は取り込み先に関わらず、あらゆる紙をスキャンしてデータ化してくれるサービスなので名刺専用というわけではないのですが、Eightと協業しており、名刺をスキャンしつつそのままEightへの取り込みまで行ってくれるんです。
早速溜まりに溜まった名刺をお渡します。最初に行うのは名刺の裏表の整理。
イマ&ムラ(以下イマ)「あ…そうですよね、なんかすいません」
スキャンマン(以下スキャ)「いえいえ、みなさんこんな感じなんで全然大丈夫ですよ(笑)」
といいながら、同時にどんどんスキャナに名刺を読み込ませていきます。流石慣れてらっしゃる、めっちゃ手際いい。
イマ「名刺を多くスキャンしていると、これくらいの量で大体どれくらいってわかるものなんですか?」
スキャ「だいたいそうですね、この箱一つで100枚位ですね」
イマ「あ、やっぱり分かるもんなんですね」
スキャ「そうですね流石に大量の名刺をスキャンしてると。ただ名刺って本当にものによって厚さが千差万別なんですよ。それがこれだけの枚数重なっているんで、状況によっては同じ枚数でも2倍3倍ということだってあります。だからあくまで感覚としての目安ですね」
イマ「なるほど」
イマ「名刺だとスキャンにかかる時間ってどれくらいですか」
スキャ「約1時間で1000枚くらいですね。ただこういう風に箱に入っている場合です。綺麗にファイリングされていたりすると、取り出して整理してという過程が入るので時間はかかります」
イマ「あ!そうか、スキャンマンにとってはこんな感じで箱に溜められてる方がやりやすいんだ!」
スキャ「ええ、ファイリングされている場合、お戻しもしないといけないですからね」
イマ「雑に溜めてるだけの私でしたが、結果としてはこっちのほうがよかったんですね!」
スキャ「そうですね(笑)」
というわけで記事をご覧のみなさん!スキャンマンに名刺スキャンを頼む場合はファイリングしてない方がいいですよ!一番いいのはさらに表裏を統一していることだそうです!
スキャ「終わりました」
イマ「早っ!」
この間約20分。枚数は300枚弱でした。半年近く溜めてしまった名刺がたった20分でスキャン完了。
こちらがスキャンを終えイマ&ムラの怠慢の業が削ぎ落とされた名刺たち
あとは自動的にEightがデータ化してくれるのを待つだけ。アプリを開いてみるとすでにどんどんデータ化が完了していっています。
Eightのレビューはこちら→最強の名刺管理アプリ「Eight」を120%活用するために、助けてスキャンマン!
ちなみに料金は500枚まで3000円で、それ以上は50枚毎300円。東京都23区/千葉県中央・西地域であれば派遣交通費なども無料!それ以外は実費での対応が可能となっています。
う~ん、たった20分3000円でこれだけの名刺が全部スキャンしてもらえるというのは相当お手頃です。むしろ今回は枚数的にだいぶ余裕があったので料金内でもっとスキャンしてもらえます。
イマ「ちなみに、今まで一番遠くまでいったのはどこですか」
スキャ「成田です」
イマ「あ、流石に北海道とか沖縄、とかは無いんですね」
スキャ「そこまで遠いと派遣交通費で費用対効果が出ないんで頼まれる方はいないんですよ。もちろん出すと言われれば行かないこともないとは思うんですが…。でもそういう遠方の方には郵送での受付もしています」
イマ「なるほど、ちなみに郵送の場合はいくらか通常料金にプラスもされるんですか」
スキャ「いえ、郵送費だけで大丈夫です」
イマ「おお、それは安いですね。交通費がかかる場所であれば行ける範囲であっても郵送にしちゃった方が安い場合も多そうですね」
スキャ「あとはスキャンする量との兼ね合いです」
機材さえあれば自分でもできる、でも…
イマ「使用しているスキャナって一般的に販売されているものですよね」
スキャ「そうですね、ScanSnap iX500」を使っています。実売4万円くらいですかね」
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イマ「じゃあ、それ買っちゃえば自分でもできちゃいますよね」
スキャ「もちろんそうです、全く同じ事ができますよ」
イマ「お客さんで、そういう方っていらっしゃるんじゃないですか」
スキャ「いますいます。でも案外そういう人ほどリピーターになってくれたりするんですよ。買って自分でやろうとしても、結局作業は自分でやらなきゃいけないので。そこが一番手間でネックなんですよ。私達は機材よりむしろその手間にお金を頂いているという感じになるんです」
イマ「あぁ~確かに。私ももしスキャナ買ってもやらなそうですもん」
スキャ「実際に訪問する前にお伺いするんですが、自分でやろうと思って買ったけど埃かぶってるスキャナが社内にある、なんて方も結構いらっしゃいますよ」
イマ(笑)
スキャ「その場合は現地のものを使わせていただけるのであれば、持ち運びせずに済むので私達としても非常に楽です」
イマ「なるほど」
イマ「本日はインタビューという名目の下、私の溜まりに溜まった名刺を取り込んで頂きありがとうございました!」
スキャンマンを体験してみて
というわけで、スキャンマン×Eightは思った以上どころの騒ぎではない楽さ(というより、私何もしてない)で完璧に名刺がデータ化できました。
お話を聞いて心から感じたのは、人間はニーズとしっかり合致すればちょっとした手間にもお金を掛けるし請け負う側も商売としてしっかり成立する、ということです。
頭で考えれば名刺をスキャンする位なら自分でも…と思うのですが、いざ名刺が溜まると思いの外億劫です。これを安価で見事に解決してくれるスキャンマンのアイデアは凄いと思いました。
どれだけ便利なアプリでもそれだけでは限界があるところをうまく補いあっているのも素晴らしいですね。このタッグは一度体験したらそうそう離れられそうにありません。是非Eightと合わせて利用してみて下さい!私は名刺が溜まったらまたお願いします!