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LINEが開始した超高級ランチ配達サービス「LINE WOW」を注文してみた。最小でお値段合計14,100円也!その全容を紹介します
2014/11/26 16:44
先日LINEが異業種であるランチ配達サービスを開始しました。開始当初は渋谷区限定、ということでここ渋谷に居を構えるミートアイとしては頼んでみるしかねぇ!ということで頼んでみました。
注文は専用アプリ「LINE WOW」から行う…のですが、ここでいきなりWOWポイントが。
弁当お一つ10,000円ですと?
そう、この「LINE WOW」の特徴は”高級ランチ”!まぁ私の様な庶民が見たことも聞いたこともないようなランチが届くわけでございます。
一番下の値段のものでうな重4,700円。さらに最小で3つからしか頼めません。
2,3時間ほど悩んだ末に「ええいままよ!記事のためだ!お願いだ経費よ落ちてくれ!!」という叫びと共に結局うな重を3つ注文。それが先週末の金曜日。
最短で前日まで頼むことができますが、一日にこのお弁当は何個、という風に毎日限定個数なのでほとんどが数日先の予約になります。すでにここから高級感が溢れでてるぜ…
そして遂に本日11月26日11:30お弁当が到着ッ!
しっかり事前に電話連絡もあり慎重に届けてくれます。アプリからは配送中のバイクを追うこともできましたよ。
開封そして実食
まずは袋。恐らく他のもっと大きなお弁当と共用なので、袋は大きめ。
中にはこんな感じでお弁当とその他が入っています。
まずはお品書き!そんなものが入ってるという時点で驚きですわ。一般的なうなぎの二倍以上の期間飼育され、生産量も少ない「幻のうなぎ」だそうです。ゴクリ…
ランチマットとお箸、おてふきは箱のなかに入っています、おてふきもペラッペラのものではなく厚手のしっかりしたもの、お箸も使い捨ての木製でありながらただの割り箸ではなくちゃんと元から割れてるやつでした。ぬかりなし。
さて、ここから本編に入りますよ…
包を開くと、お弁当箱と丸いお漬物が入った容器が現れました。
お弁当は横から出ているヒモを引っ張ることで温めることができます。
グイっと引き抜くと蒸気がっ!
ここで一旦あたたまるまで10~12分待ちます。記事ではお伝えするのが難しいですが、とんでもなくいい匂いがしてきます。
そしてイザ!
オープン!!!
ウッヒョォォォォォォォ!うなぎだぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ご覧くださいこのお米が見えないほどびっしり詰まったうなぎを!
もう我慢ならねぇ!実食だ!見よこのお箸がスッと入る柔らかさ!
それでいてしっかりと肉厚!
イマ&ムラ「笑えるほど美味ぇ…」
でこい「あぁ、これ美味いしか言えねぇやつだ」
タレの味がしっかりとついていながらもうなぎ本来の味が感じられ、お米もお弁当にありがちな硬くなったりすることはなく、ふっくらとしておりうなぎとの分量も絶妙です。
一言でいうと、そうですね……………多分…「美味い」が端的な言葉じゃないでしょうか。(※イマ&ムラは食べたことのないほど美味しいうなぎを口にし混乱しております、ご了承下さい)
頼み終えて
実際に注文してみて今一度このLINE WOWについて考えてみました。
最も安いお弁当でこの値段、「是非みなさんも頼んでみてくださいね!」とは正直ちょっと言いづらいサービスです。
では、目的はなんなのかということですが、利用されるケースとしては「大事な来客を社内でおもてなししないといけないシーン」などや「チーム内でのちょっとしたお祝い」など主に企業向けであることは確かだと思います。
実際に、届けてくれた際に何も言わなくても領収書を出してくれました。この金額ですしね。
またLINEの事業側としての狙いも別にあると思います。
最近はbento.jpなど配達サービスがにわかに注目を浴びています。まだ成熟していない業態とはいえ先陣がいる以上LINEは遅れての参入となるわけです。
そこであえて高級路線を打ち出してまずは注目を集めるという目的もあるのではないでしょうか。いわば広告兼任ということですね。実際に私も気になって注文しちゃったわけですし。
すでに公式に今後はもう少し低価格な商品も扱う発言をしています。まずは高級なものだけ取り扱うことでまずユーザーに知ってもらう、そこからじわじわハードルを下げユーザーを広げていく狙いですね。
元々メッセージアプリとしても後発から今や最強の座を盤石のものとし、ゲームにおいてもスマホ史上では最も大きなプラットフォームとなったLINE。
今後、配達弁当業界でどういった旋風を巻き起こすのか注目です。
参考:LINE WOW