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今年一年で最も優れたアプリ・モバイルデバイスが決定!「モバイルプロジェクトアワード/SPAJAM 2014」授賞式が開催!

2014/07/15 22:15

今年一年で最も優れたアプリ・モバイルデバイスが決定!「モバイルプロジェクトアワード/SPAJAM 2014」授賞式が開催!

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本日7月15日、モバイル関連企業やメディアによって構成される「一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)」が主催する優れたコンテンツやプロジェクトを表彰するモバイルプロジェクトアワード 2014の表彰式が開催されました!

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 簡単に言うと、今年一年で優れたアプリやデバイスを表彰しちゃおうというイベントです。

最優秀コンテンツは「モンスト」!

 主にアプリとなるモバイルコンテンツ部門での最優秀賞はmixiの「モンスターストライク」が受賞しました。

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 過去13回行われているこのイベントにおいて、最優秀賞は出ないことも多々あるそうですが、今回は久しぶりに選ばれたとのことです。

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 確かにモンストはユーザーの人気という視点以外にも、mixiというSNSの会社が切った舵取りとして大きな選択であったことや、その業績が会社にも大きく影響していることなども評価の対象となったのでしょう。

やはりスマートウォッチは最注目!

 デバイスを扱うモバイルハードウェア部門では腕時計型端末「GALAXY Gear」が最優秀賞を受賞しました。

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 「GALAXY Gear」はSamsungのAndroid端末であるGALAXYシリーズと連携するスマートウォッチ。

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 最近スマートウォッチの隆盛が激しいですが、その中でも先駆的であったことなどが評価されていました。

注目のMCF社会貢献賞

 筆者が一番気になったのは「MCF社会貢献賞」を受賞した「青森県視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成事業」です。

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 これは視覚・聴覚障害のある方に対し県の職員たちがiPadをつかって問題解決ができないかという取り組みです。

 この取組が始まった理由は東日本大震災後、障がい者の方達が健常者より死亡率が高かったことで、震災の混乱した時にこそハンデを持った人たちにITCによる細やかなサポートが出来るのではないか、またこういう時に活躍してこそのことだろうという思いがあったそうです。

 実際にこういった案は全国にあるかもしれませんが、実効性あるものとして実現したものとして表彰に至ったそうです。

 確かに、一部の人にだけ便利なもの、というのは本当に便利なものではないのかもしれません。障がいを持った人に役立ててのITCという言葉は深く胸にささりました。

 こういった取り組みは是非、全国に広がって欲しいものです。

次のアワードに向けて

 さて、このモバイルコンテンツ/ハードウェア部門の賞を見て感じるのは、”すでに次の戦い始まっている”ということです。

 実際アワードの対象は2014年3月までのプロダクトとなっています。例えばアプリであれその後に「World of Tanks Blitz」といった世界的なタイトルや、明後日17日にもセガからは「チェインクロニクル」の第二章が配信される予定です。

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 スマートウォッチに関してはつい先日GoogleからAndroid Wear端末が国内でも発売されたばかりですし、早ければ年末にもAppleからiWatch(仮)が出るのではなんて噂もあります。

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 すでに次のアワードが今すぐにも取れそうなプロダクトは動き始めているのです。

 とは言え今から丸一年、本アワードの中には一年の間に急成長を遂げ受賞に至ったものも多くあります。今の段階でこれだけ盛り上がっているんですから、来年には想像もつかないとんでもないものが当たり前になっている可能性もありそうで楽しみです。

同時開催の「SPAJAM 2014」がアツ過ぎてビビった

 同時に開催されたのが「SPAJAM 2014」授賞式。こちら7月4日~6日、二泊三日で温泉地にて行われた短期集中の開発競技会。その優勝者も発表されました。

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 企画部門のテーマは「2020年のアプリ」でこちらは亡くなった人のスマホを遺影にする「e-Year」というアプリが最優秀賞を手に入れました。

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 これについてはつい先日Yahoo!JAPANから終活をテーマに個人情報の削除などを自動で行う「Yahoo!エンディング」を発表したばかり。その慧眼に驚かされました。

 

 ハッカソン部門のテーマは「日本文化を好きになる」で、最優秀賞に輝いたのはチームMizukiの「Pieces of Japan」。観光や防災情報をビーコンを通じて配信するというシステムでした。

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 他にも日本各地の地域性をテーマにしたアプリや、「なんでやねん」に特化したアプリなど、とても短期で作られたとは思えないものが見られました。

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 「SPAJAM 2014」の実行委員長を務めたガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下社長も「今回は実行側で参加したが、第2回は開発者として参加したい。それぐらい楽しかった」と語るほどでした。

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 受賞の様子を見ていて、開発者の方たちがとても生き生きしており、優れたアプリが生まれる様子が表彰式からも伝わってきました。

 ミートアイとしては第二回目は可能であればメディアとして現場からリアルタイムでその様子などを伝えられれば楽しいのではないかと思います。(温泉も入れるし)

参考:モバイルプロジェクト・アワード2014 結果発表 SPAJAM2014公式サイト

ライター名

この記事を書いた人

イマ&ムラ

 

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