遂に発売となったiPhone専用ゲームコントローラー「ロジクール G550」！

先日行われた発表会ではファイナルファンタジーシリーズの対応が発表され、Ⅲを実際にプレイ出来ましたが、コントローラーでやりたいゲームはまだまだあります！

実機をお借りする事が出来たので、早速“コントローラーでこそプレイしたいアプリ” を試してみました！

「G550」はiPhone専用のゲームコントローラー。Appleが策定するMFi（Made For iPhone）規格に準じており、iPhoneを差し込むだけで物理キーを使ってゲームができます。

格闘ゲーム

ぶっちゃけこれがやりたかっただけです、はい。

iPhone専用のゲームにせよ移植タイトルにせよ、メーカーは基本的にどのゲームもしっかりとタッチ操作への対応をしているので快適にプレイは可能です。

しかし、格闘ゲーム！こと格闘ゲームにおいてはどうしても物理キーでやりたくなるんです！というわけで早速対応タイトルである「THE KING OF FIGHTERS-i 2012」をプレイ！

当たり前ですがメニューも全部物理キーで選択可能！そして最初に感動したのが、キャラクターの戦闘順選択画面！

KOFは3対3のチームバトル。選んだキャラクターを使う順番をバトル毎に選べるのですが、なんとG550に接続しているとボタン名が表示され、それを押すだけで順番を決められます！

しかし実際にプレイする際に気になるのが擬似ボタン。

通常は画面を触ってこれで動かすのですが、今や貴様など不要！邪魔になるのみよ！

というわけで、設定から透明度を100％にしてしまいましょう。すると、表示されるのはゲームのみ！完璧だ！

大事な操作感ですが、4つボタンは全く問題無し、遅延も無く動きます。十字キーについては個人にもよると思いますが、少しぎこちないかなという感じ。慣れもあると思いますが。

とは言え、コマンドが複雑な超必殺技もしっかりばっちり出せます！イエーイ！

あえて苦言を呈すならボタンの割り振り。これはアプリ側の問題ですが本来KOFは弱・強のパンチ・キックでボタンが4つ、緊急回避などの操作は同時押しで行います。

しかしアプリ版はタッチパネル向けに4つのボタンのうち、パンチとキックが2つであと2つを簡易必殺技と緊急回避といった仕様になっています。物理ボタンが可能となったいま、この割り振りも本来の形に変更出来れば完璧でした。

これは今後アプリデベロッパーに対応を期待したいですね。

レースゲーム

お次はレースゲームに挑戦。タイトルはこれまた対応アプリである「アスファルト8」。とりあえず最初からやってみますかね。

と思ったらこれまたスゲェ！チュートリアルのボタン説明がコントローラー前提になってますよ！

そしてコレに関しては、もう何も言うことないです。完全に遊べます。

元々レースゲームはボタン操作が少ないのでG550のボタン数で全てまかなえます。十字ボタンで移動、Xで視点変更、Bでブレーキ、Rでブーストとむしろ余りますね。

FPS

そして個人的に気になっていたFPSもプレイ。タイトルは「DEAD TRIGGER」をチョイス。

FPSは移動と視点移動が必要なのでどうしても十字キー+アナログスティックの様な形がベスト。というよりそれで無いと出来ないのですが…

おお、動く！動きますぞ！

しかし、十字キーは移動となり、視点移動は叶わず。その為、画面右側タッチで行う視点移動を行うにはこんな変則的な持ち方に。

このゲームでは照準を合わせると自動でショットしてくれるので何とかなりましたが、ボタン押下でショットしなければいけない場合は詰みます。

やはり、FPSには最低あと一本アナログスティックが欲しい！海外では特にFPSユーザーが多いと思うのでロジクールさんお願いします！

おまけ

G550はゲームの為のコントローラーですが、iPhoneの機能を一つも消す事なく装着・使用が出来ます。なので電話もそのまま可能！

デカい！というより長い！

そして最後に注意も。G550でプレイ出来るゲームはアプリ側で対応している必要があります。

その為対応していないアプリでは、どんなに適していそうなものでも反応しません。

▲タンポポ一つも置けないこんな世の中じゃ

色々試してみましたが、やはりゲームをやるなら物理キーは正義です。iPhoneという存在がアプリ次第である様に、G550も今後の対応アプリ次第ではありますが、ゲーム、ことアクション要素が高いものについては今後必須アイテムにもなりえますよ。

「G550」はApple Storeにて12月13日より先行発売中！全国のauショップやオンラインストアでは12月24日より発売予定！値段は9,980円です。