セガが「サクラ大戦」シリーズのスマートフォン向け新プロジェクトとして「サクラ革命」を2020年内配信予定と発表しました。

　書き下ろし主題歌「SAKURA HIKARU Revolution」を始め、すべての歌唱楽曲はシリーズおなじみの田中公平氏による作曲。畑亜貴氏が作詞を担当します。

　舞台は太正100年ということで、今までのサクラ大戦シリーズよりかなり未来の話。「降鬼(こうき)」と呼ばれる魔を倒し、ライブパフォーマンスを行う政府公認の部隊「大帝国華撃団 B.L.A.C.K.」により平和が続いていたが、それが偽りの繁栄だと気付いたのが「帝国華撃団」といった内容となっています。

　「大帝国華撃団 B.L.A.C.K.」が世の中を支配する組織で、馴染みの「帝国華撃団」がいわばレジスタンスの様な立ち位置となっているようで、今までのサクラ大戦とはまた違った流れになっているようです。

　また、戦いのために主人公たちが搭乗する機械「光武」も登場しますが、時代が進んだこともあり、どうやら相当に旧式のものとなっている模様。代わりに主人公たちは身に纏うパワードスーツやバトルドレスといったタイプの武装で戦うようです。

　元々「光武」は”霊子甲冑”といわれる武装であり、今回の装備の仕方がそもそもの”甲冑”のようなスタイルになっているのはなかなか趣深いものがあります。

　ちなみに先日より、セガから「B.L.A.C.K.」プロジェクトとディライトワークスから「日本、奪還」プロジェクトが発表されていましたが、今回の発表で、これらがこの「サクラ革命」の敵対するそれぞれの組織であり、同一プロジェクトのものだと判明しました。

　また本編の冒頭部分をテレビアニメ1話分のボリューム（約24分）でアニメ化したスペシャルアニメも公開されています。

　iOS/Androidともに公式ストアでの予約もすでに開始されています。登録人数に応じてゲーム内アイテムのプレゼントもあるので、早めに登録しておきましょう。