9to5MacによるとBlueFin Researchのアナリストが、今年の新型iPhone3機種の発売にあわせてiPhone SEとiPhone Xの販売を中止すると予想しているとのことです。

　予測によると、過去数年にわたりiPhone既存ユーザーの新機種へのアップグレードが弱まっていたとし、今年はそれら多くのユーザーの買い替えが発生する可能性があるとしています。

　またiPhoneの生産台数も2019年第2四半期には9,200万台になると予測し、今までよりさらに拡大するとのこと。

　今年は3モデルのiPhoneが出るとされており、6.5インチモデルはiPhone Xのサイズが小さいと感じたユーザーに、6.1インチモデルはコスト重視のユーザーに受け入れられると思われます。

　とはいえまだこの予測もそこまで確実性があるわけではありません。iPhone Xはまだ昨年でたばかりのモデルなので、1年で販売中止というのはなかなか例がありません。大体は価格を下げて2年目も販売が継続されるというのが通例です。

　また6.5インチモデルや6.1インチモデルの需要については理解ができますが、iPhone SEについては小さいという最大の特徴があるのも確か。今年の予測モデルではこの特徴をカバーしている端末はありません。そのためこれが販売中止になってしまうと、国内ではかなり悲しむ声が聞こえてきそうです。

　ただiPhone SE自体も発売から2年異常が経過しており、時間としてはいつ販売終了になってもおかしくはありません。また国内での要望の声こそ聞こえますが、Appleとしても日本だけに商売をしているわけではなく全世界を相手にしているので、そこの需要や意見の方が反映されるのが当然だと思います。

　さらにiPhone SEの後継機の噂も長らくありましたが、最近になり計画が中止になったという情報が増えており、かなり4インチ台クラスの端末の未来は明るくなさそうです。

　昨年はiPhone 8/8 Plusも発売されているわけで、何かしら入れ替えはあるとは思いますが、実際にどうなるのか注目です。

　9to5Mac

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

@ima_mura_さんをフォロー