2016年9月8日（木）午前2時より、Appleが毎年恒例のスペシャルイベントを開催、最新のiPhoneとなるiPhone 7/7 Plusが正式に発表となりました。

　タイトルでも書いた通り、今回のiPhoneは日本人贔屓といっても過言ではないかのような嬉しい内容が盛り沢山です！

FeliCa対応

　これを望んでいた日本人がどれだけいたでしょうか。遂にiPhoneがFeliCaに対応、SuicaをiPhoneに移行して交通系電子マネーがiPhoneだけで使えるようになります。

　もちろん、iPhone内でのチャージも可能。

　またそもそもが単にモバイルSuicaとして使えるだけでなく、Apple Pay自体が日本対応開始なので（SuicaはApple Payの中の一部という感じ）クレジットカードを登録しておけば実店舗やECサイトのクレジット支払いもiPhoneで可能になります。

　ちなみにFeliCaに対応するのは日本国内で販売するiPhoneのみ。海外版を検討している方はちょっと注意が必要です。

防水・防塵対応

　特に日本でスマートフォンに対して多く望まれてきた機能の一つが防水・防塵対応。日本独自というものではありませんが、何故か日本では海外にくらべて需要の高い機能でしたが、ついにiPhoneも対応です。

　規格はIP67。完全に水没させての操作にまでは対応していませんが、表面に水が付いたりは問題ないレベル。風呂桶の中に落とさなければ入浴中も使えるくらいと考えていいかと思います。

新カラー

　新しいカラーはブラック。本体自体の質感も他とは異なるジェットブラックが完全新色となります。

　さらに6sまでのスペースグレイも今回はブラックとなり、こちらはシルバー、ゴールド、ローズゴールドと同様なマットな仕上がり。

カメラが大幅に性能アップ

　iPhoneで最も多く使う機能の一つがカメラ。こちらも大幅に性能がアップしています。

　6s世代ではPlusにしかなかった光学手ぶれ補正が7にも追加、レンズの枚数も一枚増えて6枚構成に。F値も2.2から1.8へとかなり明るくなり、LEDフラッシュも2つから4つにまで増加しています。

　さらにiPhone 7 Plusはカメラを広角と望遠の2基搭載、2倍の光学ズームにも対応し、デジタルズームでは最大10倍まで撮影可能です。

　前面カメラであるFaceTimeカメラも5メガピクセルから7メガピクセルにアップしました。

ステレオスピーカー搭載

　個人的に結構嬉しいのがこのステレオスピーカー。端末のディスプレイ上下に1基ずつ搭載しています。

　今ではスマートフォンで映画やMVを見る機会が増え、ゲームなどの音楽もクオリティが上がっているのでステレオサウンドで音が聞けるのは非常に嬉しいです。

ホームボタンが感圧タッチに対応

　ホームボタンも新しくなり、iPhone 6sのディスプレイやMacBookのトラックパッドと同様の感圧タッチに対応しました。

　ボタンの押し込みの強さを判定できるので、それぞれに機能を増やすことができそうです。

ディスプレイはより明るく、色鮮やかに

　名前も「Retina HDディスプレイ」となり、今までより25％明るく高色域となりました。

　解像度は変わらずiPhone 7が1,334 x 750ピクセル 326ppi、iPhone 7 Plusが1,920 x 1,080ピクセル 401ppiとなります。

CPUも向上

　A10 Fusionチップを搭載。コア数も4つのクアッドコアとなり、iPhone 6と比較して処理速度は最大2倍、GPU速度も最大3倍となっています。

イヤホンジャックは廃止、付属のEarPodsはLightning接続に

　これはちょっと残念な部分もあるかもしれませんが、以前からあった噂通り3.5mmイヤホンジャックが無くなりました。

　同時に付属イヤホンであるEarPodsはLightning接続のものに変更。さらに3.5mmイヤホンジャックをLightning接続するためのアダプタも付属します。

　本体のLightning端子は一つしかないので、充電しながらのイヤホン視聴はできなくなりますが、とりあえずアダプタは付属するので今まで使っていた他社製のイヤホンやヘッドフォンが使えなくなるということはないですね。

価格とモデル

　モデル別の価格は以下。

　いずれも税別で、ジェットブラックは32GBモデルなし。

　発売日は9月16日からで、9月9日16時01分より予約開始となります。

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

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