突然ですが、ミートアイでは今年から毎月一つ「編集部が独自に良いと思ったアプリ」を勝手に表彰したいと思います！

　というわけで少し時間が経ってしまいましたが、2015年一発目1月のベストアプリを祝いに行ってきました！場所はコチラ！！

　そうKONAMI！言わずとしれたゲーム業界の雄でございます！

　そして（勝手に）祝ったアプリはーーーーー…

　「実況パワフルプロ野球」！！！！！！！

　パワプロの代名詞である「サクセスモード」をアプリとして初搭載。今までも野球部分をピックアップしたアプリはリリースされていましたが、やはりパワプロといえばサクセス。まさに待ち望んだアプリなのです！

　2014年年末にリリースされ、早くも600万ダウンロードを突破という異例の快進撃を遂げております。

　そして勝手にお祝いすると恐ろしく身勝手な企画なのに、パワプロシリーズを長年手掛けている谷渕さんがわざわざ応対してくれました！本当にありがとうございます！

　早速、これまた勝手に作ったトロフィーを贈与。快く受け取っていただけました。本当に素晴らしいアプリをありがとうございます！

　というわけで、一応の目的を果たしたのですが、折角普段お目にかかれない方にお会いできたので、パワプロアプリについて色々聞いちゃいました。

■ずばりアプリの売りは？。

　なんといってもコンソール機で展開していたパワプロが野球部分も含め遜色ないクオリティで本気で遊べるという事ですね。

■初のサクセス搭載のパワプロアプリということで開発にあたり苦労した点は？

　元々コンソール機のサクセスはがっちり遊ぶゲームなので、短時間で遊んだり電車の中でプレイするアプリに最適なゲームデザインに変更する必要がありました。縦画面への対応や爽快感のあるバランス調整などいろいろと工夫しました。

　中には今回アプリ化するにあたって、コンソールより詳細に気を使った部分もありました。そういう点は寧ろ今後コンソール側にフィードバックできるかなと思っています。

■具体的には？

　細かなところですが、練習を選ぶシーンで経験値が見られたり、スペシャルタッグ練習やコツの発生がぱっと見えてわかる点などは良くなっていると思います。

　大きなところでは野球の操作性も最初はタップでバットを振るアクションだったのですが、何個もプロトタイプを作り最終的には指を離すタイミングで振る流れに落ち着きました。

　前提として元々がガッツリ遊ぶゲームなので、ここまでしっかりミートカーソルを合わせて遊ぶというスタイルがいいのか？という議論もありました。

　最終的にはディレクターの”パワプロの楽しさをアプリでも体感してもらいたい”という熱い信念を信じて、現状の仕様になりました。

　細かな調整もギリギリまで詰めて「難し過ぎる！簡単過ぎる！」の応酬がありました。ただ、出してみるまではドキドキしましたね。

　■ユーザーの反応は？

　リリース後、想定以上に多くの方々にプレイしていただき、「スマホでもサクセスがきちんと出来る！」などの好意的な意見がいただけたのは本当にうれしかったです。

　■他のKONAMIのアプリと違う点は？

　今作はこれまでコンソールのシリーズを制作していたメンバーとアプリ制作経験のあるメンバーが参加して制作しています。それぞれの持つ強みがうまく活かせたと思います。

　パワプロということで配信直後から、ある程度の規模のお客様に遊んでいただけると思っていたので配信してからプレイされた方の声を聞いて改修するというのではなく配信時点で高い完成度にしておく事が重要と考えていました。

　会社に無理を言って、KONAMIではあまりしていなかったクローズドテストなども行って完成度を高めていきました。

　■今後の予定は？

　色々…色々あります（笑）

　まずは新作のマー君（田中将大投手）のシナリオを楽しんでもらえたらな、と思います。

　これも色々あって、最初とりあえず無理だろうな、と思うものまでリストを出したんですね。

　そしたら意外にもOKが出てしまって。しかも内容もガッツリ向こうから用意してもらって、名前を貸しているとかじゃ全然無いです。

　■田中選手とのコラボはどれくらい準備期間があったんですか？

　数か月かかっています。もちろん田中将大選手には制作の初期から関わっていただきました。

置かれていたマー君の直筆サインボールがパワプロとの密接な関係を示していました。

　■ということは他にも平行して進んでいるということですね。

　3/18に発表させていただきましたが・・・・・あの人気野球アニメ「ダイヤのA」とのコラボーレーションが決定しました！「ダイヤのA」の原作をベースにした「青道高校」編シナリオが登場します！ご期待ください。

　■最後にユーザーの方に一言おねがいします。

　これからもどんどん皆様に楽しんでもらえるようにしてく予定です。マー君とのコラボも前例がないものですし、ゲーム部分もチームとしてあれもしたいこれもしたい、があるのでどんどん追加したいと思います。是非選手を育てて今後に備えてください！

　というわけで、押しかけた上にインタビューまでお応え頂き、ありがとうございました！今後の展開にも期待しています！

阪神甲子園球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として２０１４年のデータを基に制作しています
©Konami Digital Entertainment