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App Storeに「100円」のiPhoneアプリが登場!こ、これはアプリも値上げの波がくる!?

2013/06/27 14:31

App Storeに「100円」のiPhoneアプリが登場!こ、これはアプリも値上げの波がくる!?

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 円安効果により、iPadやiPad miniが値上がりしたのも記憶に新しいAppleの価格改定。
 そういえば、アプリの価格には影響はないの?
 いえ、じつは水面下で変化が起こっているようです…。

 開発者向けのiOSアプリデータ管理サイト「iTunes Connect」では、配信するアプリの価格を決める「Price Tier」という項目があります。
 ここでは、0円/85円/170円…とAppleが定めた価格帯の中から好みの値を設定できます。

 2011年以降、ここでは有料価格の最低金額が「0.99ドル=85円」というレートでずっと扱われてきたのですが。
 つい最近、このレート以外の項目が増えたようなのです。

 kakaku20130627_1

 それがこちらの「Alternate Tier」という項目!こちらを選ぶと、なんと「0.99ドル=100円」のレートが付けられるんです!
 ということはつまり…!?

 85円〜170円の間に、100円という価格設定ができたわけです!

 100yen

▲いち早く対応し、現在ダウンロード価格が100円になっている「統計天気」!定価は350円だから、これでも超お買い得なんですけどね♪

 

 さて、このAppleの対応には2つの可能性を感じます。

 1つは、「0.99ドル=85円」のレートを「100円」にするための事前準備。最初は選択式にさせておいて、あるタイミングで85円の選択肢を消去するという方法。

 2つめは、開発者により多くの選択肢を与えるための価格帯の細分化。この場合、85円のコースも残すという形ですかね。

 確かに、例えば「パズドラの魔法石の単価がいきなり100円になる」と、かなりの影響があるのは簡単に予想できますよね。
 Appleとしては出来るだけ混乱なく、でもアプリの価格も値上げの方向で進みたい。そのための苦肉の策ということでしょうか?

 ともあれ、いまは「0.99ドル=85円か100円」という不思議なレートになっているアプリの価格設定のお話でした!

ライター:なかムー

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