テレビなどの報道でご存知の方も多いと思いますが昨日5月13日、JINSがメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME(ミーム)」を発表しました。
各企業がこぞって発表しているメガネ型ウェアラブルデバイスに突如参入したJINS。一体どんなものなのでしょうか?
メガネ型のデバイスはGoogle Glassをはじめ、地図表示などの情報収集がメインだったのに対し、JINS MEMEはヘルスケアが主な機能。
目の細かな動きを「眼電位センシング技術」でリアルタイムで読み取り、疲れや集中力、眠気の兆候を事前に察知します。
同技術には4つのセンサーが必要とされていましたが、アイウェアに応用可能な3つのセンサーの開発に成功し(なんと世界初)、製品化に漕ぎ着けました。
別途で加速度センサーも搭載し、活動量なども計測可能となっています。
脳と常に連動し、人間の五感の9割を占める「目」をセンシングすることで、自分でも気付かない心身の変化を把握できるJINS MEME。
Bluetoothで専用のアプリと連動させることで疲労レベルや眠気を可視化できます。
ヘルスケアでは基本となる消費カロリーや姿勢の状態もチェックできるそうです。
さらに2014年秋には開発者向けにAPIを公開予定。ユーザーによって更なる可能性が広げられそうです。
日常使いでは浮いてしまうデザインが多かったメガネ型デバイスですが、JINS MEMEはデザイナーの和田智 氏を起用。普段のメガネと変わらない感覚で愛用できそうです。
レンズはサングラスタイプを除き、追加料金で度付きものに変更可能なのでメガネonメガネになる心配もありません。
気になるバッテリーは連続で約8時間で使用可能。重さはウェリントンデザインのものだと約36gとなっています。
心拍センサーではなく、主に目の動きでみる新しいウェラブルデバイス。
Google Glassとは異なる独自路線をこのまま突っ走っていってほしいところです。
発売は来年2015年春の予定。一般向けにも体験イベントが設けられるといいですね。
⇒ JINS MEME(ミーム) | JINS – 眼鏡(メガネ・めがね)