絵本の様なイラストのちょっといい話の物語と執拗に出てくる「しり」に関する文字クイズのアンバランスさが妙に癖になるストーリーゲーム「ねぇAI」レビュー

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 このゲームを終えたとき、おそらくアナタは「しり」にうなされると思う。

 絵本の様な素敵なイラストでストーリーを進めつつ文字クイズに答えていくのですが、クイズの内容も進行もなかなか斬新。ひたすら「しり」に関わる言葉ばかりが出てくるという子供向けの様で中身はオッサンなのか?と思えるゲームです。

ねぇAI

価格:無料

カテゴリ:アドベンチャー

 プレイヤーはスマホのAIとして主人公達がわからない単語を答えて行くことで物語が進んでいきます。

 イラストは絵本の様なテイストで終始ほんわか。子供に読ませたい感じ。

 しかし、ここでクイズ!お父さんが言葉をド忘れした!ヒントを元に下に用意されたパネルを当てはめて言葉を作ってあげよう。

 という感じで、物語を進めながらクイズに答えていくのですが、何がスゴイってまずクイズのすべてに「しり」という言葉が関わっているということ。

 多少強引とも思える「しり」への執念は目を見張るものがあります。

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 そして、笑ってしまうのがクイズ導入への強引さ!とにかく登場人物が「しり」に関わる言葉に差し掛かるとひたすらド忘れします!

 これがゆっくり読んでても30秒おきくらいにくるのでなんか面白くなってしまいます。

 まぁ確かに子供向けの本とかはこんな感じで強引な展開ってよくあるんですが、大人目線で見てしまうと「都合の悪い言葉が突然聞こえにくくなるラノベの主人公」みたいな感じを受けます。

 ストーリーは後半結構シリアスな展開に入るんですが、それでもこのド忘れは健在。しかもみんながみんなにちょくちょくコレが起きるのでストーリーがスッと入ってこねぇ!

 「しり」はもちろんiPhoneの音声アシスタント「Siri」をもじっており、タイトルの「ねぇAI」もSiriに呼びかけるときの「Hey!Siri」から来てるわけですね。

 日本ではSiriが登場したとき日本語ではどうしても「尻」があるため、ちょっとこっ恥ずかしい感じがしましたが、まさか慣れた今になってここまで「しり」としてピックアップされるとは思いませんでした。

 イラスト数は短いゲームの中でもかなり多く非常に豪華です。クイズ用にもすべてイラストが用意されていてこだわりを感じます。

 クリア後には追加クイズなどもあり、結構難しかったりするので終わった後にも楽しめますよ。

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