格安SIM、通信速度に差はある?ない?MMD研究所が山手線主要駅での速度比較の結果を発表

 高いキャリアの通信をやめて、今時は格安SIMだぜ!みたいなことを言われておりますが、実際に通信速度はどうなんでしょうか。MMD研究所がJR山手線の10駅でMVNOのサービスシェア上位10社とdocomo、auを合わせた計12社の速度を計測しています。

 計測を実施したSIMは「OCN モバイル ONE」「楽天モバイル」「IIJmio」「BIGLOBE」「mineo(au)」「DMM mobile」「b-mobile」「ぷららモバイルLTE」「NifMo」「U-mobile」とそれらMVNO提供元の「docomo」「au‎」。

 4日間の日別調査結果での平均値では上位4位が「mineo(au)」「DMM mobile」「BIGLOBE」「IIJmio」で、下りで17.2Mbps〜16.5Mbpsとなっており、その差は1.0Mbps以内で肉薄しています。

 続いて「NifMo」が15.5Mbps、「OCN モバイル ONE」が13.5Mbpsと2サービスが少し落ちて続き、それ以下は10Mbps未満となっています。

 速度上限と下限を一覧化し、安定度を表した箱ひげ図では、mineo(au)が上限ではトップになるものの下限も低く、全体を通して高い基準で安定性を発揮したのは「IIJmio」と「DMM mobile」という結果となっています。

 上位4サービスについてははそこまで大きな差はありませんでしたが、それらを上位グループとすると、続く2サービスが中位、残り4サービスが下位というイメージを受けました。

 また、やはりというかキャリアから下ろして同等のサービスと謳っていてもやはり提供元となるキャリアの品質には敵わないのは確実のようですね。

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