Appleが「iCloud+」の提供を開始。プライバシー保護機能「プライベートリレー」やiCloudメールでのカスタムドメインなどが使用可能。iCloud有料プラン利用者ならそのまま使用が可能

2021年10月9日よりAppleが「iCloud+」の提供開始をアナウンスしています。

 「iCloud+」は今までの主にクラウドストレージの拡張だった「iCloud」にオンラインのセキュリティ機能やメールの追加機能を加えたものとなります。

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 追加される機能は、SafariでWEBブラウジングをする際に履歴情報などの追跡を不可にする「プライベートリレー」、独自のランダムなメールアドレスを作成して App、Web サイトなどで使い、自身のアドレスのプライバシーを守る「メールの非公開」、最大5つまで追加作成できる「カスタムメールドメイン」。

 他にも対応したカメラを接続しておけば、どこからでも防犯カメラ映像を記録し、録画内容の分析や確認ができる「HomeKit セキュアビデオ」、ファミリー共有グループのメンバーと iCloud+ のサブスクリプションを共有できる「ファミリー共有」などもあります。

 「iCloud+」は価格の変更は無く、「iCloud」のストレージ容量に応じた今までの金額がそのまま継続されます。価格は以下。
50GB:130円/月 200GB:400円/月 2TB:1300円/月 Apple One 個人:1,100円/月 Apple One ファミリー:1,850円/月

 個人的には、iPhoneの重要度からしてiCloudはすでに+のアップグレードが無くても十分に利用価値のあるものでしたが、今回のアップグレードで近年話題によくなるWEBの安全性においてかなり利便性が向上すると思います。

 ストレージ容量に合わせて、HomeKitのビデオ台数も異なりますが、それ以外の要素はどのプランでも同様に使うことができます。今までは単なるクラウドストレージの有料サブスクリプションでしたが、セキュリティメインのために最小プランで加入するのもアリだと思います。

 iCloud+ のプランと料金 – Apple サポート (日本)

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