名作音ゲー「グルーヴコースター」×ディズニーミュージック!「ディズニー ミュージックパレード」レビュー

 スマホの音ゲーでかなり古くからある名作「グルーヴコースター」のシステムをベースに楽曲をすべてディズニー作品にしたのが本作です。

 「グルーヴコースター」自体はスマホならではの感覚で手軽に楽しめる音ゲーなので、過去作を知らなくても全く問題ありません。むしろ独特のシステムに初めて触れる人は他の音ゲーとは違った感覚で楽しめますよ。知ってる人はもちろん、あの感覚でディズニーの名曲が遊べます。

ディズニー ミュージックパレード

価格:無料

カテゴリ:ゲーム/ミュージック

 その独特なシステムというのが、この”3Dのライン上を走る自機に合わせてノーツをタップする”というもの。よくある音ゲーでは画面下のラインにノーツが落ちてきたタイミングでタップしますが、このゲームでは一本のライン上を前に進んでいき、途中にあるノーツをタップしていくという感じになります。

 見た目の問題で実はタイミングのとり方などは他の音ゲーと変わらないのですが、この見た目が重要。3D空間なので、ラインが複雑な形状をしているだけでなく、画面奥に行ったり螺旋状に回転したりと奥行きを使った動きをします。

 そのため、元々同じ感覚やリズムであっても画面手前から奥にラインが向かっているためノーツの間隔が近く見える、とかギザギザのラインなので直線に落ちてくる音ゲーと比べて見た目からのテンポが取りづらいなんてことがおきます。

 最初はこれに戸惑うかもしれませんが、これこそがこのゲームの特徴で、見た目に惑わされやすいからこと、音を聞いてタップすることがより重要になっています。見た目からの反射神経ではなく、しっかりと音を聞くことで合わせやすくなるわけです。

 その点を踏まえた造りもうまくできており、同じリズムを最初は見やすい平面のラインで出しておき、後に立体的にするなど立体的な動きを楽しめるようになっています。

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 楽曲の豪華さはいわずもがな、「ミッキーマウス・マーチ」から「ホール・ニュー・ワールド」「アンダー・ザ・シー」など数多くの名曲が楽しめます。

 グラフィックはイルミネーションのようなデザインに統一されており、まさにディズニーランドのエレクトリカルパレードのようであり、さらに各楽曲とその作品の世界観を表現しており、見ているだけで楽しくなってきます。

 今どきのゲームだな、と思ったのがメインのプレイが他ユーザーとの協力プレイになっているところです。ホーム画面から音ゲーを遊ぶメインの「プレイ」ボタンをタップすると楽曲ランダムでの他ユーザー含め4人での協力プレイになります。

 ソロプレイや、友達とのパーティプレイはその横の小さなボタンから可能です。個人的に音ゲーはソロプレイ前提で考えていましたが、このゲームではメインの協力プレイでも他のプレイヤー同士にデメリットになることは無く、単にスコアがプラスされるくらいでステージ進行も早まるので、あんまり気負わず協力プレイで遊ぶのがオススメです。

 ソロ/パーティプレイでは楽曲を自分で選べるので、練習や好きな曲で遊びたい時に使うのが良さそうです。

 見た目も華やかで誰でも知ってる名曲が多数、スマホに適した幅広い層が遊べるシステムに音ゲーとまさに万人にお勧めできるゲームです。

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