勇者も再生数とコメントが命の時代。あえての魅せ技で人気を集めるさじ加減が重要なファンタジーだけど現実的なRPG「【終末放送】世界を救う枠」

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 勇者の戦いは全て全世界に配信中!ただ戦うだけじゃ人気は得られない、実は弱いけど派手な技で演出したり、ちょっと小粋なあるあるセリフを吐いたりして盛り上げてから勝ってなんぼのちょっと世知辛い(?)RPGです。

【終末放送】世界を救う枠

価格:無料

カテゴリ:ロールプレイング

 一見普通のファンタジー世界ですが、勇者の報酬は人気に応じた歩合制、配信される戦いのコメント数によって人気が判定されるというなんとも現代的(?)なシステム。

 そこで勇者としては、ただ魔物を倒すだけじゃなく魅せて戦うことで人気を獲得しよう!というわけです。最近の勇者は大変ですね…

 戦闘は一般的なコマンド式。ただ画面の1/3位が再生数やコメント欄になってます。

 そのターンに行う行動をキャラ毎に決めて「実行」で戦闘を行います。キャラクターや魔物、攻撃エフェクトに至るまで人形劇のような棒が付いたパネルで出て来るのが可愛らしいです。

 基本の戦うコマンド以外はスキルポイントを消費します。そしてここで重要なのがスキルの内容と使い方。

 スキルには「派手だけどあんまり強くないもの」と「地味だけど強いもの」などがあり、前者を使ってコメントを多く貰って、倒すために後者を使うといった使いわけが大切になってきます。

 他にもコメントが多く付くとその中にステータスアップの効果が得られる支援なども登場します。視聴者による投げ銭みたいなものですね。ありがとう見てくれた人!

 敵は次々と湧いてきて、戦闘終了は倒したら、ではなく決まったターン数(配信時間)戦うとその時点で終了となり報酬が得られます。

 あとはこのバトルを繰り返し、人気を得て新たなクエストに挑戦していく、という流れ。

 そして重要なスキルは街で購入することが可能。魅せ技はものによっては与えるダメージが少ないどころか全くない「意味深なセリフを言う」だけなんてものもあります。

 これをザコ敵に使うのもどうかと思いますが、コメントが付けばオールOK。

 ただ敵を倒すというだけでなく、派手に戦うというある意味普通のRPGでも後半強くなってきたらちょっと意識してやってしまうような戦い方を常にやらないといけないという仕組みがかなり珍しいです。

 ただあくまでコマンド式RPGなので、遊び方としては誰でも簡単にできるようになっていますし、むしろかなり簡略化されていて遊びやすいです。

 なにげに音楽やグラフィックも派手さはないですが非常に丁寧で遊び心地の良いゲームです。

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