iOS 11のベータ版、昨年までの履歴を振り返るとあとは主にバグ修正を残すのみ

 iOS 11の開発者向けのベータと一般登録者向けのパブリックベータがリリースされていますが、過去の履歴を見ると、そろそろ安定期といっていいかもしれません。

 2017年8月18日現在リリースされているのが開発者向けがbeta 6、一般向けがpublic beta 5となっています。

 beta 5及びpublic beta 4までのリリースは2つの配信に間隔があり、最初は数日から始まり1日ほど間を開けてのリリースでしたが、beta 6とpublic beta 5のリリース間隔は数時間に短縮されており、ほぼ足並みが揃った状態になっています。

 またpublic beta自体は6月27日より、beta 2の内容を反映する形で行われていますが、8月に入ったpublic beta 4の段階になり、過去登録したことがあるユーザーに初めて告知のメールが送られています。

 おそらくこの時点でbeta及びpublic betaともにかなり安定した状態になり、(betaの利用は自己責任といえど)クレームなどの対応が減ることを予見してと、Appleとしてはより多くのフィードバックを得るために利用者を増やしたかったのではないかと思います。

 過去の履歴からも今後はだいたい数日から1週間くらいのタイミングでbetaとpublic betaが同日にリリース、昨年のiOS 10でいえばbeta 8、GM版を経て9月13日に正式版がリリースとなっていました。

 iOS 11ではコントロールセンターの高機能化やデザインの一新、App Storeも大きくデザイン変更が行われます。また特にiPadでの変更が大きく、Dockやマルチタスク、Apple Pencilの機能強化などが行われます。

 あくまでbeta版の利用は自己責任の範囲ではありますし、ひょっとしたら大きな問題が発覚するという可能性ももちろんありますが興味のある方はそろそろ使ってみてもいいかもしれません。

この記事を書いた人

イマ&ムラ

@ima_mura_さんをフォロー

//

オリジナルサイトで見る

関連記事

最新記事