LINEがクラウドAIプラットフォーム「Clova」を発表。音声コントロールによるホームデバイス管理やアプリでのコンテンツの利用へ

 LINEがMWC(Mobile World Congress)2017にて、クラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表しました。

 「Clova(クローバ)」はそれらを搭載したデバイスとアプリ「Clova App」などから成り、搭載デバイスとしてLINE初の自社デバイススマートスピーカー「WAVE(ウェーブ)」も発表されています。

 WAVEを始めとした搭載デバイスや「Clova App」では、話しかけることで音声で会話をしたり、ニュース、天気・占い情報、コマース、カレンダー、翻訳などのコンテンツ・サービスや、音声で家の電気のオンオフなどを行うホームコントール、音声専用コンテンツとして読み聞かせなどができるオーディオブックなどが利用できるようになります。

 参考公開としてスマートディスプレイ「FACE(フェース)」も発表されています。

 「Clova」製品群の開発にあたりニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、株式会社タカラトミー、株式会社ウィンクルといった企業をパートナーシップとして推進していくとのことです。

 同系の製品としてはGoogleの「Google Home」やAmazonの「Alexa」が挙げられると思われますが、今後こういったスマートフォンを離れ生活に根ざすデバイスが多く出てくると思われます。動向に注目です。

 LINE Corporation | ニュース

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