「AirPods」を発売日から使い続けて感じた最大の利点と弱点

 Apple純正にして、まだサード製のアクセサリとしても珍しい両耳無線イヤホン「AirPods」。12月19日に発売となり、当日から使い続けてきた今、改めて何が便利か、何が微妙かをレビューしたいと思います。

最大の利点は簡単で素早いバッテリー表示

 個人的にApple純正だからこそできた機能であり、最も便利だと感じたのが「ケースを開いた瞬間にAirPodsとケースのバッテリー残量が表示されること」です。

 そんなこと?と思われるかもしれませんが、これが本当に便利。出かけるちょっと前にこれをするだけで出る直前まで充電しておこう、とか、まだ大丈夫だから今日一日は持つだろう、といった判断がすぐつきます。

 AirPodsは15分の充電で3時間音楽再生が可能というバッテリー効率の良さとケースで充電できるという利点も相まって、バッテリー切れで使えないというシーンは今のところ全くありません。

 これはApple製チップであるW1を積んでいるからこそできる機能であり、サード製アクセサリではできないというところも利点として大きいと思います。※Apple傘下となったBeats製品であるBeats Solo3 Wireless、Powerbeats3 Wirelessでも可能。

最大の弱点は取り出し難さ

 使っていて一番「ここをなんとかしてほしい…」と思うのがこのタイミング。

 AirPodsを専用ケースから出す瞬間です。

 意外とつまむスペースが小さく指が滑りそうになるんですね。特に冬場は指もかじかんでますし、乾燥で滑りやすくもなっているので、立ち止まったとしても外で出すのはちょっと心配になります。

 私は手もかなり小さい方で、それに応じて指もそれなりでも感じているので、手の大きい方にはさらに負担になるんじゃないかと思っています。

 逆に収納は超ラク。そもそも中に茎部分を収納する形な上に、磁力で吸い付くように収まるのでびっくりするくらい綺麗に収まってくれます。

 単純にもうちょっとイヤホン自体がつまみやすい形状をしているか、ケースから出ている部分が多ければ解決するような気もしますが、現状はここだけ不満、というより使っていてハラハラします。

 以上、どちらも細かい点だと思いますが、AirPodsの意外と良い点と悪い点でした。

 両耳無線イヤホンがまだ珍しい時期にAppleが純正品として出した意味は大きいと思いますし、機能も他より先進的でAppleならではの仕組みもしっかり取り入れられています。個人的に思う弱点はあるものの、押しなべて快適で超おすすめな製品ではあります。

この記事を書いた人

イマ&ムラ

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