hulu、Netflix、Amazonビデオなど熾烈な競争が続く映像配信サービスですが、国内最大手のdTVが4K動画の配信を開始しました。
4Kとは非常にざっくり言うと、解像度が3840(or 4096)×2160ピクセルの映像。現行の地上デジタル放送やBlu-rayでもその殆どが2K（フルHD）なので、それらより遥かに綺麗な映像となります。
とはいえ、4K動画を見るためには配信側のコンテンツが対応している事と、受信機側つまりテレビやモニター、スマートフォンなど見る機器が対応している必要があります。
現時点で対応しているのはAndroidの最新端末で唯一4K対応のXperia Z5 Premiumのみ。今冬にはソニーのBRAVIA、パナソニックのVIERAなどAndroid TVを搭載した4Kテレビでも視聴可能になる予定です。
4K配信はすでにNetflixが行っていますが、Netflixでは画質毎に料金体系が異なり4K対応のコースは月額1450円となってしまいます。それに対し、dTVは料金体系の変更はナシ、他社の平均である1000円弱の半額である月額500円で全てのコンテンツが見られます。
まだ対応コンテンツや機器が追いついていない環境のユーザーも多いと思いますが、映像サービスにおいて高精細化は必然の流れです。いち早い対応ということで今後も期待できそうです。