誰でもHD画質の空撮ができる時代が来た!今までのドローンとは全てが桁違いの「Bebop Drone」が日本上陸!

 iPhoneから簡単に操作できるラジコン「AR Drone」シリーズを発売してきたparrot社から最新ドローン「Bebop Drone」の日本国内発売が発表されました!

 前回発表されたのは飛空型の「Rolling Spider」と地上を走る「Jumping Sumo」でした。今回のは空中型ですが、今までのドローンとは桁が違います!

■カメラが半端ない

 「Bebop Drone」に搭載されるカメラは1,400万画素、魚眼レンズ付き、フルHD(1,900×1,080)動画を撮影可能。

 水平・垂直、あらゆる角度の撮影が可能。今までは個人では不可能だったような超ハイクオリティな空撮が誰でもできるようになったのです。

 またブレ防止機能も凄いです。本体自体に搭載されたショック・アブソーバーや3軸方向の画像安定化アルゴリズムにより、ドローン自体の傾きだけでなく空中で想定される乱気流などによる揺れも修正。

 一般的なアクションカメラの空撮で発生する地平線・水平線の歪みなども補正します。

■コントローラーが凄まじい

 「Bebop Drone」はコントローラーアプリ「FreeFlight 3」をiPhoneやiPadにインストールすればそこから操作できますが、さらに凄いのが専用コントローラーである「Skycontroller」

 完全にラジコンプロポです。左右のメイントリガーで前進後退に旋回や上昇下降といった操作はもちろん、グリップ上にはカメラコントロールのレバーなどもあり、握った手そのままであらゆる操作ができます。

 そしてこのコントローラーの凄まじいところは電波!Wi-Fiアンテナを4本搭載しており、ドローン本体との通信距離が最大2kmまで拡張されるのです!

 iPhoneとの通信だと、家庭や会社のWi-Fiと同様十数メートルがいいとことですが、とんでもない距離まで伸びます。PVみられるはるか空からの撮影も納得できます。

 また、これ自体にAndroid OSとコントロールアプリ「Freeflight 3」が搭載されています。そのため、ここに接続しているiPad(iPhoneでも可能)はカメラのモニターとしての機能を主に担っており、Wi-Fiでドローン本体と接続すればiPadがなくても飛ばせます。

■実機レビュー

 大きさは以前発売されたAR.Droneとミニドローンの中間からミニ寄りといった感じ。

 重さも空中用ラジコンとしてはそれ相応という感じ。ミニドローンに慣れていると少しズシっときます。

 空中での安定性は流石です。操作していない間はホバリング状態になり、コンデジで撮影しても本体機影に全くブレが出ないほど。

 気になるコントローラーはまさにプロポといった感じ。レバーやボタン類の位置は綺麗に手に収まります。グリップは手に小さい筆者には少し大きいかな?と感じましたが、苦ではないレベル。

 ただし、タブレットと組み合わせると重量は結構あります。常に両手で保持していないと辛いかもしれません。

 価格は本体のみで70,900円、Skycontrollerとのセットが130,900円、3月13日より予約を開始しており4月上旬に発売予定です。

 前回のミニドローンがいずれも1万円台で買えたことから、値段だけみるとかなりジャンプアップしたように思いますが、実際に触った感覚として性能としては見合ったものだと思います。

 今までのドローンはiPhoneから簡単に操作できるドローンという価値を提供してきましたが、今回はHDクオリティの空撮を可能にするという、全く一般人には手の出なかった楽しみを可能にし、そこに重点が置かれています。

 これを持って外に出れば文字通り違う世界を見ることができます。旅行のお供にも楽しそうです。

公式サイト:パロット社製 Bebop Drone

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イマ&ムラ

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