さようなら「iPod Classic」、さようならクイックホイール。初代の面影を残す最後のHDD搭載iPodが遂に販売終了。

 光あれば影あり。華々しく発表されたiPhone 6/6 Plus、そしてApple Watchの裏でひっそりと「iPod Classic」がApple Storeから姿を消しました。

 最後の「iPod Classic」は2009年より発売開始されたもの。2001年にホイール操作を搭載し初めて発売されたiPodの形に近い唯一のiPodでした。

 また、他のシリーズが搭載するフラッシュメモリとは違いHDDを搭載する唯一の機種でもありました。

 最新のiPhone 6でも最大容量は128GBであり、容量に関しては160GBと未だに最大級のサイズを誇っていました。

 これでiPodの系譜としてはクイックホイールを搭載する最後の機種が、Apple製品全体としては30ピンコネクタを搭載する最後の機種が同時に無くなったこととなります。

 Apple Storeから消えた現在、まだ家電量販店やECサイトなどでは販売が続いている可能性もありますが、それらも徐々になくなると思われます。

 時代の流れとしてはいずれ古い機種はなくなるのは当然であるとはいえ、初代iPodの面影を残す端末が無くなってしまうのは少し物悲しいですね。

参考:Apple – iPod

Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A
posted with amazlet at 14.09.10
Apple Computer (2009-09-10)
売り上げランキング: 134
Amazon.co.jpで詳細を見る

この記事を書いた人

イマ&ムラ

@ima_mura_さんをフォロー

//

 

オリジナルサイトで見る

関連記事

最新記事