ソフトバンクはロボット事業に本気だった。制御ソフト「V-Sido(ブシドー)」って一体ナニ?

 pepperの鮮烈デビューからはや数日。ソフトバンクはやはりロボット推しのようです。

 ソフトバンクのグループ会社である「アスラテック」がロボットソフトウェア産業に参入することを正式に発表しました。

 同社が提供するのはロボット制御ソフト「V-Sido(ブシドー)」

 「V-Sido(ブシドー)」はpepperくんのようなロボットそのものではなく、ロボットの「動き」を設定するソフトウェア。

 搭載されたロボットはスマートフォンなどから簡単に操作ができ、リアルタイムで動作を生成できます。

 入力デバイスも幅広く、ゲーム機でお馴染みのキネクトを使ったモーショントレースにも対応。

 単純なアクションのほか、ダンスなどもできるようです。

 また動きと同じくらい重要な安定性も優れているのがポイント。不安定な場所でも自動調整を行うことで転倒を防ぐことができます。


▲物を受けとることも可能

 対応するロボットの大きさも、卓上レベルのから大型ロボ「クラタス」まで対応する幅広さです。

 実際に上記のクラタスや株式会社ココロのロボットなどに採用されており、今後登場するロボットの多くに搭載されることが予想されます。

 年内には自作ロボットの制御ボート「V-Sido CONNECT」を発売予定。企業以外のユーザーにも商品展開をしていくそうです。


▲ V-Sido CONNECT

 動画を見ると若干ぎこちなさも感じますが、操作方法の幅広さや転倒しない安定感はかなりのもの。

 このソフトがより進化すれば、pepperくんも2本足でなめらかに踊れるようになるかもしれませんね。

 

⇒ アスラテック株式会社

 ライター
 sunagimo @sunagimogingin

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