iOS 7でガラリと変わった「カメラ」。
エフェクトの追加、写真の変更など、今までになかった機能がいくつか追加されていますので、今回はその「カメラ」を隅々までほじくってみたいと思います。
基本的な操作は同じ。画面上をタッチすることで、露出(明るさ)とフォーカスを合わせます。長押しすればAE/AFロック機能が使えます。
画素数は800万。iPhone 5と変わらないものの、F値や手ぶれ補正機能などの向上が含まれています。スペックについての詳細はこちらへ → iPhone 5sのカメラ性能を解く。
iOS 7から、シャッターボタンを押しっぱなしにすることで連写することができるようになりました。
iPhone 5sでこの機能を使えば、1秒で最大10枚の連写が可能になります。
その他のiPhoneでも連写機能は使えますが、処理能力が低いので、そこまで早くは連写できません。
スクエアサイズの写真を撮るには、画面を横にスライドさせて「スクエア」を選択すればOKです。
Twitterや、各種SNSに設定するアイコン等、正方形写真の用途は意外と多いから嬉しいですよね!
iOS7から「エフェクト」が加わりました。画面右下の円マークをタッチすると、計8種類のエフェクトが表示されます。
使ってみた感想で正直に言うと、写真編集アプリが不要になるほどの質とは思えません。しかし、ちょっとした加工ならコレで十分な気がします。
パノラマ写真機能も健在しています。画面を横にスライドさせて「パノラマ」を選択します。
使い方はこれまで通りです。ちなみに、このパノラマ写真をロック画面に設定すると、面白い効果が得られますよ!(参考:背景がくるくる周る、iOS 7のロック画面)
動画に切り替えるには、画面を横にスライドさせて「ビデオ」を選択します。
また、動画の新機能として、通常の1/4のスピードで撮影できる「スローモーション撮影」が追加されています。
120fpsという高速連写を繋げることで滑らかな動きを実現します。ただし、この機能はiPhone 5s以外には非対応です。
もう一つ、大きく変わったのが「写真」内の表示。日付順に写真が並び、いつ撮った写真かが一目で分かるようになりました!(何で今まで出来なかったんだ)
左上の「コレクション」→「年別」とタッチしてくことでどんどん広い期間内でのまとめ表示に切り替えることができます。
写真表示中に左下のアクションボタンをタッチすると、共有方法が選べます。TwitterやFacebookなどはこれまで通りですが、ここに新たに「AirDrop」という項目が追加されています。
この機能は、近くにいる人と写真を交換できるというもの。(同一のWi-Fiに接続している必要があります)
共有メニュー内の「AirDrop」の項目に相手のiPhoneが表示されたら、タッチするだけ!
受け取る側は、「受け入れる」か「辞退」を選べばOKです。
間違って他の人に送っちゃいそうで怖い!って人は、コントロールセンター内の「AirDrop」の項目を選択し、「連絡先のみ」に設定するのがオススメです。これにより、連絡帳に登録されている人への送信のみ許可されます。
以上がiOS 7のカメラの全容です!デザインが大きく変わって最初は戸惑うかもしれませんが、非常に細かいところでのユーザビリティが向上していますね。ますますiPhoneでの写真撮影が楽しくなりそうです!
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