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クラロワ以降数多くのタワーオフェンス派生のリアルタイムバトルゲームが出ていますが、本作はその中でも他にない要素を追加。
それが陣取り要素!召喚したキャラが動いた足跡が自軍の陣地となり、さらに陣地で囲んだ範囲も自陣となります。相手キャラクターやタワーを倒すという目的だけでなく陣地を広げて勝つという別の勝ち筋があることでより深いバトルが楽しめます。
これ系のゲームでは珍しく画面は横向き。プレイヤーは画面左で右へ攻めていく形になります。
基本は他のリアルタイムバトルゲームと同じ。デッキを組んだ自軍のキャラを場に召喚していき戦います。
キャラクターは自動で移動。それぞれに武器や動きの特性があります。近距離攻撃をするもの遠距離攻撃のもの、敵キャラを攻撃するものやキャラは無視してタワーを優先して攻撃するものなど様々。キャラの個性は直接戦術に影響するのでしっかり理解しておきましょう。
そしてこのゲーム独自の要素が陣取り。キャラクターが移動した足跡が自陣となっていきます。
さらに、足跡が囲んだ場所も自陣となります。これにより上手く上下から取り囲めば一気に自陣エリアを増やすことが可能です。
相手のメインタワーを倒せばその時点で勝ちとなるのですが、双方タワーを倒せなかった場合バトル終了時間にこの陣地が多ければ勝ちとなります。
この陣取り要素により単にタワーを倒すことだけを目的とせずに敢えて最初から陣地を増やすことだけを目的として勝つこともできるわけです。
歩いた場所が即自分の陣地になり、自分の陣地には自由にキャラクターを召喚できるので、進軍中の盾役の直後に後から長距離攻撃キャラを追加したりと、他の同系ゲームより展開がスピーディになるのも特徴の1つです。
経過の違う勝利条件があることで、どうやって勝つのかプレイヤーや状況によって戦略が全く変わってくるというかなり深い戦略性を産んでいます。
さらにギルドを組めば2vs2のタッグバトルも可能。より陣地の取り合い要素が活きるバトルが楽しめます。
キャラクターや全体UIにいたるデザインも非常に見やすく綺麗でわかりやすくできています。リアルタイムバトル系をやりこんだ人も、はじめての方でも遊べる様にできている良作です。
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