スマホ時代となり、ゲームも無料のものが増えました。SNSだってほとんど基本は無料ですしとにかくお金をかけずに色んなことができるようになりましたが、まさここまで無料でできるとは…
「Bot3D Editor」は3Dモデルを自由に動かしてアニメーションを作成、動画に書き出しも出来るアプリ。身体の各関節から指一本一本、顔の表情まで無料とは思えないほど、細かな箇所を動かすことができます。そしてなにより3Dを触った事が無いド素人でも使えるというアプリの作りが凄まじいです。
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まず大まかに動きを指定できるポイントは左右腕、足、腰、首の6箇所。それぞれをタップすると自由に動かすことができ、さらに各箇所の細かな方向や回転などを行えます。
各箇所を可動中も全体の回転ができます。例えば手を動かす際にも正面から左右にスワイプすると手を横に広げる動作になりますが、横に向けて同じく画面を左右にスワイプすれば手を前後に動かす動作になるわけです。
このように1方向視点で動かすだけでなく、視点を変えながら動かすことで立体的な動作ができます。
手と顔については画面下のタブでさらに細かくいじることが可能。手は各指の付け根、第一関節、第二関節を個別に動かす事が可能。さらに手の指と指の開き具合も変更でき、一部の指をロックしながら他の指の間だけ開け閉めするといったことまでできます。
ポーズが決まったら画面左下の棒人間マークをタップするとそのポーズがタイムラインに入力されます。
そしてここからが凄い。例えば2つのポーズを間を開けてタイムライン入力しただけで再生するとなんと間の動きを自動で補完してくれるんです。いわゆるアニメの中割りを何もしなくてもやってくれるわけです。
これ、たった2つのポーズを作っただけですからね。
もし間の動きが不自然だったり、途中に変化を入れたい場合はそのポーズを作ってタイムラインの間に入力すればいいだけ。
この場合、間の動作時に左手が身体を貫通してしまっていたので、横に広げるポーズを入れることでその地点を通過するようになり自然になりました。
顔は身体と同じ時系列ですが専用のタイムラインが用意されており、身体の動きと連動させつつ表情を細かく変化させることができます。
全体の動きはプロジェクトとして保存することが可能。いつでも再編集ができます。
音楽を取り込むこともできます。
最後に「SCENE」の項目からは動画ファイルとして書き出しが可能。カメラワークなどもタイムラインに沿って動かすことができます。
とにかく、全機能を説明するには多すぎるほど様々なことができます。そしてとにかくよく出来ていて全く3Dモデルをいじったことの無い私でも少しずつなんとなく動かせることができました。
無料ということだけでなく、単純にスマートフォンだけでここまでできるのか、と感心させられます。
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