最近はシューティングといえば弾幕系が多いですが、「アカとブルー」のレビューで言った通り、アレ敷居が高いんですよね。
この「イメージストライカー2」は8bit〜16bit時代を思わせるビジュアルと、様々なアイテムを拾ってパワーアップするシステムというまさに当時の王道と言えるシューティングです。
ショットはオートの縦シューティングで、ステージ中に現れるアイテムを取ることで武器を切り替えたりパワーアップができます。アイテムは大きく2つに分かれ、自機周辺の補助をしてくれるビットの増強と、メイン武器の切り替えです。
ビットは最大3つまで装備可能。メイン武器はミサイル、レーザーや溜め発射ができるENERGYなど7種類が登場します。
メイン装備は一回だけ正面からの敵の攻撃を防いでくれる盾の役割も果たしてくれますが、もちろんその場合は武装が無くなってノーマルショットになってしまいます。
個人的には一発一発が強力なENERGYが好み。まぁまんまR-TYPEですね。画面に触れている間溜めを行い離すとショットを行うので他のオート武器より少しだけコツがいります。
ビットはダメージを受けず当たり判定があるので、直接敵にぶつけて攻撃することが可能。ココらへんもグラディウスシリーズのオプションやR-TYPEのビットと同じ感覚ですね。
ステージの最後にはもちろんボス戦が。ボスもどこかで見たようなデザインも出てきますがしっかりオリジナル。名作シューティングたちへのリスペクトが感じられます。
メインのステージクリア型のアーケードモードとは別に3分間でどれだけスコアを稼げるかのキャラバンモードもあります。
キャラバンモードもちゃんとアーケードモードとは別のステージ構成になっており、こちらの雰囲気はスターソルジャーリスペクトですね。顔が四隅から集まってくる奴も登場します。
全体的に難易度は優しめで、クリアが目的というより気軽にシューティングゲームを楽しむ事が出来ます。その中でスコアアタック的な楽しみはしっかり出来るような、敷居は低め、やりこみ要素はアリという感じ。
懐かしいテイストのシューティングを求めるならこれを遊んでおけば間違いないです。
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