コミカルでちょっと切ない、果てしない宇宙で健気に地球を探すロボットの物語「OPUS-地球計画」レビュー

 遥か未来、地球の存在すらおぼろげになってしまった時代に宇宙船から望遠鏡を覗き地球を探すゲームです。

 ゲームと言いましたが物語性が強く、地球を探す主人公のロボット「エム」と博士との物語がメインとなっており、エムに訪れた謎と地球を探した先に何があるのか、美しくもちょっと切ないストーリーが展開します。

OPUS-地球計画

価格:無料

カテゴリ:アドベンチャー

 プレイヤーの分身となるロボット「エム」、彼は宇宙船の中で今は存在が失われてしまった地球を探す役割をもらいます。

 自分に役割をくれた大好きな博士の役に立つために一生懸命に地球を探すエム。

 望遠鏡を覗くと広大な宇宙に星空が広がっているので、ヒントとなるデータを元に地球に近い星を探します。

 基本的にはこれだけ。目的の星を探すと少しずつ物語が展開します。

 物語の序盤、暗闇から目が冷めたエムはいつものように地球を探しますが、気がつくと博士の姿がありません。宇宙船もシステムがダウンしており完全ではない。

 そこに現れる博士と同じ姿をしたサポート人工知能。

 何故彼女は現れたのか。

 真面目にひたすらに頑張るエムの姿とセリフがコミカルで微笑ましいです。しかしその一方でプレイヤーにとっては謎が深まる展開が広がり先が気になります。

 とにかく物語やキャラクターが秀逸で、ちょっとした小説や映画を見ている感覚で楽しめます。

 ストーリーを完全に遊ぶには途中から課金(240円買い切り)が必要ですが十二分にその価値はありますよ。

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