ゲームのジャンルで言ってしまえば脱出ゲームに近い探索アドベンチャー。ですが、そんなジャンル名称に囚われない、不思議でちょっと不気味でなんとなく素敵な冒険が楽しめるゲームです。
ゲームが開始すると薄暗い世界に一人(と謎の浮かぶ電話)。暗く、行動を起こしても何もできないので、まずは左にあるランタンを取って明かりを照らしましょう。
あとはプレイヤーがやるのは、画面右下の「電話をする」から自由に6桁の数字を打ち込むだけ。番号ごとに異なる世界に行き、そこで謎を解いていきます。
異世界、といっても殆どが1画面内に収まるくらいの小さな場所で、番号によって現れるオブジェクトが変わります。現れたものを調べ、アイテムを入手し、使い、謎を解いて行きましょう。
しかし番号の数は300万通り、全部を試すのはほぼ不可能。序盤でヒントを元に手に入る「カテゴライザー」が重要となります。
カテゴライザーでは電話をかけると同じように番号を打ち込むとその先の世界で遭遇できるものがうっすらアイコンで表示され、何があるかわかるようになります。
これで闇雲に電話を掛けて異世界へ行くこと無く探索ができるようになります。
また、カテゴライザーを使うもう一つの理由が画面左上にある「GLITCH」という数値。これは異世界へ行くたびに上昇し、最大値である5になるとゲームオーバー。
ゲームオーバーにならないためにもカテゴライザーである程度行く意味のある世界を絞って行くことが必要となります。
とはいえ、収集したアイテムや進行度などに影響はなく一旦終了になるだけ。すぐに再開できるので、最初はあまり恐れすぎず進めましょう。
一度掛けた番号は最初の部屋の扉右にある機械からリダイヤルすることも可能。ただし、何があったかなどは表示されないため、基本的には番号とその先に何が合ったかはメモしておくと便利です。
とにかく異世界が醸し出す雰囲気が絶妙で、セリフやアイテムも意味があるようでなかったり、最初は意味がわからないけどなんとなく繋がっていたりと独特の世界観に引き込まれます。
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