脳汁ドバドバ。高速スクロールに緊張感がほとばしるアーケード感覚の縦シューティング「Missileman」レビュー

　正直ムズい！しかし遊ぶにつれて次第に慣れ、プレイヤーの腕は上昇し、続けるほどに中毒性が増してくる！ただひたすらに同じステージを繰り返して腕を鍛えた昔のゲーム感覚が味わえるシューティングです！

　操作は簡単片手の指を画面に当ててなぞると自機が移動、別の指で画面をタップすればミサイル発射、やることはこれだけ。

　しかしこのゲームは難しい！まず、連射ができません。見た目通りの巨大なミサイルを一発ずつ発射するので、撃つたび下からチャージされるちょっとした時間があり、闇雲に撃つわけにはいきません。

　そして、高速で動くステージ！敵以外に両端の壁がせり出てくる瞬間があり、これも避けなければいけません。

　また実際の動きとは実は違うのですが、背景のスクロールが絶妙でより高速に動いているように錯覚させられます。これが結構厄介。

　ステージは1-1から4-4までの計16ステージで、1ステージクリアごとに敵を倒して得た経験値を元にパワーアップができます。

　パワーアップは大きく分けて発射するミサイルに関するもの、援護攻撃、シールドと回復の3つの項目に分かれており、段階に応じてスキルを取得することもできます。

　このスキルを選ぶのがなかなか悩ましくも楽しい。しかも出て来るスキルはある程度ランダムなので上手く活用するにも腕が必要になってきます。

　ライフは初期値で3で、そのまま3回当たればゲームオーバー。スキルや経験値なども累積しないので一回一回のプレイで全部やりなおしです。ここらへんも今時ではシビア。

　実はこのゲームは避けまくっていてもボス戦以外先に進むことはできますが、そうすると経験値が入らずパワーアップがままならない。パワーアップすれば進めやすくなりますが、そのためには積極的に敵を倒さないといけない。このバランスが絶妙極まりない。

　シンプルに高速するスクロールでのシューティングが難しいのですが、昔のゲームよろしくやればやるほど上手くなっていきます。うまくなればパワーアップもできる、と遊ぶほどにじわじわとハマっていく沼のようなゲームです。

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