あなたは一日どれくらいスマホやパソコンのディスプレイを見つめて過ごしていますか?実はこのディスプレイの見過ぎによる心身トラブル「VDT症候群」が今問題になっているんです。
VDT症候群は別名「テクノストレス眼症」と呼ばれ、パソコンを使って仕事をしている人の60~80%に何らかの症状が見られるそうです。この症状、具体的にどんな事が起こるんでしょうか?
■症状その1・目の疲れ
長時間の作業により、まばたきの回数は通常の半分以下に低下。さらにパソコンの場合はモニターとキーボードなどの間を視線が激しく移動します。これにより、ドライアイや充血、異物感などを引き起こしてしまいます。
■症状その2・肩こり・腰痛・頭痛・腕の痛み
長時間同じ姿勢をすることで筋肉が緊張し、血流が悪くなります。血流が悪化すると老廃物が溜まり、神経を刺激して痛みを感じるようになるそうです。まさか体の内側でこんなに恐ろしい連鎖が起こっていたとは。
■症状その2・精神への影響
精神まで!?と驚かれるかもしれませんが、これらの体の不調が続く事でストレスがじわじわと溜まっていくそう。やけにイラついたり、不眠や不安感の増長などを起こし、悪化すると抑うつ状態になってしまうことも…。
初めは小さな症状でも放っておくと、慢性化してしまったり大きな病気に繋がることも否定できません。ここからは簡単にできる対処法をご紹介します。
■まずは目の疲れをケアしよう
カラカラに乾いている状態で必死に動いている眼球をいたわることが第一です。目薬やホットタオルを当てるなど、一時間に10~15分の休憩をとってあげましょう。難しいようなら、肩回しなどで軽く体をほぐすのも有効的。ディスプレイの明るさを暗めに調整するのもオススメです。
■肩こりは日頃のケアも大切
湿布などの対処法もありますが、こまめなケアも大切。凝った筋肉は温めて、滞った血流を良くましょう。温めたタオルやカイロを当てるのが手っ取り早いです。またお風呂はシャワーだけで済まさずに湯船にちゃんと浸かって肩こりをケアしましょうね。
通勤時間にスマホ、仕事でパソコン、就寝前にまたスマホ。私たちの生活に欠かせない物であるからこそ、健康面にもしっかり配慮して使いこなしていきたいですね!
参考:eo健康
ライター:sunagimo99
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