iPhoneをサっとかざすだけで情報のやりとりができる近距離通信技術”NFC”が遂にiPhone 6（仮）からは搭載されるかもしれません。
海外メディアNowhereeslse.frによると、流出したとされる新iPhoneの基盤にNFCチップを搭載するスペースがあるとのことです。
NFCが搭載されれば、最近はかなり増えつつある対応スピーカーにiPhoneを軽くかざすだけでペアリングできたり、NFCタグを使うことで即時に情報の取得などができます。
またNFC以外にもWi-FiのIEEE 802.11acに対応するとの記載もあり、ac対応ルーターを使えば今までよりさらに高速の通信が可能となります。
ただ注意点として、今回ウワサされているのがNFCであり、日本でよく利用されているおサイフケータイ（FeliCa）とイコールでは無いという点があります。
日本で近距離通信というとコンビニでの買い物や電車の自動改札でも使えるおサイフケータイが圧倒的に主流で支持もされていますが、あくまでおサイフケータイはNFCの規格の一部分でしかありません。
海外製の端末でNFCを搭載しているものがあってもそのままおサイフケータイが使えるものはほぼ無く、国内キャリアで販売されているものは別途国内向けに対応がされているものです。
正直、世界中で規格が統一されているAppleの製品に日本くらいでしか使われていないおサイフケータイがつくことは殆どないと言っていいでしょう。ウワサであるということも含め、過度な期待は禁物ですね。