App Storeのアプリレビューの55%にやらせが判明。一方でGoogle Playは意外な結果が

 審査の厳しいApp Storeですが、アプリレビューに関しては緩かったようです。

 AppleのApp Storeで配信されている55%ものアプリに「やらせレビュー」が投稿されていることが、Apptentiveの調査で判明しました。

 一方でiPhoneよりもフリーダムな雰囲気のある、AndroidのGoogle Playは匿名でのレビュー投稿を禁止していることもあり、やらせレビューは45%ほど。

 アプリのリリースまでは厳しい一方で、配信されたアプリレビューの半分以上がやらせという皮肉な現状になっています。


※イメージ

 Apptentiveによるとやらせレビューは同一人物の複数アカウントによる投稿が多く、内容はコピー&ペーストによるものが大多数なんだそう。

 また逆に特定のアプリに対して★1など、故意に批判的なレビューをするという卑怯なやらせも多数存在するそうです。

 こういったやらせレビューの多いアプリジャンルは「ゲーム」が41%と最も多く、次いで「写真・動画」8%、「ユーティリティ」7%となっています。

 ランキングで上位になることは、多くのダウンロード数に直結します。

 やらせを全て撲滅する事は難しいですが、この55%という数字を見るかぎりGoogle Playのような対策が一刻も早く必要でしょう。

参考:Apptentive

 

 ライター
 sunagimo @sunagimogingin

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