6月2日に開催が決定したApple最大のイベント「WWDC」で何が発表されるのか、過去の発表から紐解いてみた!

 Appleが開発者向けの発表イベント「WWDC」を6月2日から開催すると公式に発表しました。

 WWDCとはAppleが公式にiPhoneやMacアプリなどの開発者向けに開催している一大イベントです。

 開発者向けといっても、そこでは新しいiOSやOS X、新Macなど我々一般ユーザーだって十二分に楽しめる発表が毎年されているんです!

 そこで今までのWWDCでは何が発表されたのか?また、そこから今年は何がくるのか妄想してみたいと思います。

 WWDCについて詳細は解説記事を要チェック!
 →WWDCってなんなの?今さら聞けないWWDCの概要、注目プログラムをご紹介します!

2011年

 今から3年前に発表された主な製品は「iOS 5」「OS X Lion」。今見るともう古いと感じるかもしれませんが、この年の発表は今の基礎となるものばかりでした。

 OS X Lionが今までのパッケージ販売から、Mac App Storeのみのダウンロード販売となり、無線で直接データのやりとりが出来る「Air Drop」が搭載されたのもLionから。

 iOS 5ではiTunesとのWi-Fi同期ができるようになり、iCloudはその名の通りクラウドを通じて様々なデータの保存・同期を可能としました。

 まさに新しいクラウド時代の幕開けの年といえる発表でした。

 ちなみにスティーブ・ジョブズ最後のWWDCとなったのもこの年です。

2012年

 2012年に発表されたのは「iOS 6」「OS X Mountain Lion」「新MacBook Pro」

 やはり最大の発表はMacBook ProでMac初となるRetinaディスプレイモデルが登場したことでしょう。

 iOS 6では新機能のPassbookが登場、最近やっと使える様になってきたApple純正マップが登場したのもこの時でした。

 スマートフォンにおいてAndroidとの競争が激化し、Appleとしてもより新しい機能・実験的な機能が登場した年でもありました。

2013年

 前回の2013年の主な発表は「iOS 7」「OS X Mavericks」「新Mac Pro」

 2013年はなんと言ってもiOS 7によるiPhoneデザインのフラット化に尽きるでしょう。

 他にもやっと正式にスタートする「iOS in the car(現CarPlay)」が発表されたのも昨年でした。

 また新型Mac Proに度肝を抜かれたのも記憶にあたらしいですね。

今年、2014年はどうなる?

 毎年、基本的な構成は「新iOS」「新OS X」「新Mac」という感じになっています。

 順当に行けば今年は「iOS 8」「OS X ○○(名前不明)」は確実と言えそうです。


※画像はイメージ

 iOSはナンバリングタイトルなので名前の予想もしやすいですが、OS Xに関してはMavericksからネコ科しばりが無くなってしまったので、全く予想がつかなくなってしまいましたね…

 iOS 8にはヘルスケアアプリ「Healthbook」の搭載や、Androidのようにアプリ間データの受け渡しの強化が行われるとウワサされています。

 特に後者については、ここ最近iOSでは通知センターなど他OSのいいところを吸収する事が多かったので期待できそうです。

 そして期待したいのが新しいMacです!ここ3年でMacBook Pro、Mac Proの刷新が行われているので、やはり次に期待できるのは「MacBook Air」でしょう!


※現行モデルのMacBook Air

 最も望まれているのはRetinaディスプレイの搭載ですが、それ以外にも更なる軽量化、CPUやバッテリーの強化なども期待したいところです。

 他にも飛び道具として「iWatch」や「新Apple TV」が登場する可能性もあります。

 果たして何が登場するのか、今から当日が楽しみで仕方ありませんね!

 WWDC – Apple Developer

ライター:イマ&ムラ

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