Twitterが”選択したフォロワーとだけ共有・会話できる”機能「サークル」を一部のユーザーでテスト開始。そこそこ賛否

 Twitterが新機能「サークル」を一部のユーザーに公開、テストを開始しています。

 「サークル」は自分のフォロワーの中から選択したユーザーにだけ、投稿を公開・会話ができる機能。

 まず自分のフォロワーの中から親しい人などを選んでサークルを作成。ツイートの投稿時にサークル向けに投稿すると、選ばれたフォロワーにしか投稿が表示されなくなる、といったものです。

 同じサークル内にいるユーザーは会話などは見ることが可能。サークル向けにされた投稿はRTすることはできません。

 サークルに追加できるフォロワーは現在最大で150人。また、作成できるサークルは1ユーザーにつき1つまでとなっています。

 今回のテストは日本でも結構な数のユーザーに公開されているようで、意見も多数でています。

 ただ、多く見られるのはやはり否定的な意見。元々がオープンな投稿がメインのサービスだった故に、同じユーザーのフォロワーでもサークルに入っている/入っていないの違いが生まれるといったいじめや人間関係の差別化を助長するのではないか、といった不安やほぼ同じ機能が他のSNSにすでにありTwitterでやる意味を見出すのが難しい/求めていない、といった意見も多く見られます。

 一方で元々鍵アカウントやDMといったプライベートなやりとりは可能だったわけで、結局は使い人次第であり、サークルも他人から可視化される範囲は増えるかもしれないが、大きく中身が変わることな無いのではないか、といった冷静な意見も見られます。

 個人的には賛否どちらの意見もあり得る内容だと感じ、コレに関しては本当に全体に行き渡ってみないとどうなるかわからないなという感じです。マクロな視点ではあまり大きく変わらない気はしますが、各個人のミクロな視点でいえばこの機能だからこそ起きる問題はおそらくでるでしょう。

 基本はオープンだけどたまに親しい人にだけ言いたいことがある、といった場合に便利だと思いますが、どう使われる(ことが多くなる)のかはまだわかりません。

 まだテストの段階のため一般公開されるかは不明ですが、今後の動向が気になる機能です。

Some Tweets are for everyone & others are just for people you’ve picked.

We’re now testing Twitter Circle, which lets you add up to 150 people who can see your Tweets when you want to share with a smaller crowd.

Some of you can create your own Twitter Circle beginning today! pic.twitter.com/nLaTG8qctp

— Twitter Safety (@TwitterSafety) May 3, 2022

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