あくまで噂レベルと捉えた方が良さそうですが、Appleが例年行っているiPhoneの発表イベントにて、日本を含む複数の国で「Apple Card」と「Apple Cash」の開始をアナウンスするという情報がでています。

It’s availability in Canada, France, Japan, Germany, Italy, (Spain) will be announced at sep event @aaple_lab and i talked about it https://t.co/EMOH0qNVWi

— Komiya (@komiya_kj) July 25, 2020

　対象となる国はカナダ、フランス、日本、ドイツ、イタリア（もしくはスペイン）とのこと。

　「Apple Card」は、その名の通りAppleが発行するクレジットカードでブランドはゴールドマン・サックスかマスターカード。

　Appleらしく超シンプルなデザインが特徴で、表面にカード番号の記載が無く、名前とアップルロゴ、ICチップのみがあり、材質は一般的なプラスチックではなくチタン製というこだわり様となっています。

　キャッシュバックが常に2%付き、さらにAppleストアでの買い物については3%になるといった特典もあります。

　「Apple Cash」はAppleが提供する個人間決済サービスで、純正メッセージアプリを通じてApple Payの支払いで個人に対して送金を行うことができます。

　いずれのサービスも現時点での展開は米国のみで、他の国では展開されていません。

　今回のリークも実績の無いアカウントからのツイートのみなので、精度としては高くありませんが、Appleはすでに昨年8月には「Apple Card」と「Apple Cash」の商標を出願しており、準備を行ってきているということに間違いはない状況です。

　米国でのサービス開始から約1年が経ち、そろそろグローバルでの展開、というのは単純に予測としてもありそうな話ではあります。ただしそこに日本が含まれるか否かについてはまだなんとも言えず、実際には有力なリークや9月のイベント待ち、ということになりそうです。