ソフトバンクが送信元が偽装されたSMSに注意を喚起

 ソフトバンクが公式サイトにて、送信元を偽装したSMSによるフィッシング詐欺の被害が発生していることについて注意換気を掲載しています。

 チャット形式(iPhoneの純正「メッセージ」アプリなど)では送信元が偽装された場合、正しい送信元と同じスレッド内に偽装されたメッセージが表示されてしまいます。

 例えば、通常ソフトバンクから契約ユーザーへのお知らせは157からメッセージが送信されてきますが、そこに偽装されたメッセージが紛れてくることになります。

 そこに詐欺目的の悪意あるURLや電話番号が書かれてしまっているため、被害がでる可能性が高くなってしまいます。

 これらに対してソフトバンクではまずは電話番号やURLをタップする前にきちんと確認することを推奨しています。上述の157などであれば、ほぼ間違いなく同じスレッド内の以前のメッセージに正しい連絡先があるのでそれと比較してみましょう。これなら正しい連絡先を覚えていなくても簡単に確認ができます。




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 また対処法として「海外電話番号メールの拒否」と「迷惑電話ブロック」についても案内。

 送信元の多くは海外事業者から送信された国際SMSのため「海外電話番号メールの拒否」を設定することで海外事業者から電話番号で送られてくるメール(国際SMS)を拒否できます。

 ただし、これを行うと他のサービスへのログイン時に実施される2段階認証(ワンタイムパスワード、SMS認証等)のコードなどが受信されなくなる場合があるなどのデメリットが発生する可能性もあります。

 「迷惑電話ブロック」は月額料がかかりますが、空請求詐欺などのSMSによる迷惑メールを自動で検知して、迷惑メッセージフォルダに振り分けたり、警告表示でお知らせすることができます。

 今回の注意喚起について、ソフトバンクが発信していますが、ソフトバンクだけで被害が起きるということではなく、他でも十分発生する可能性がある内容となります。キャリアも各種対応を行っていますが、まずは被害を防ぐためには自身での確認を怠らないようにしましょう。

 送信元が偽装されたSMSに関するご注意 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

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