Netflixがスタジオジブリの作品配信を発表。しかし北米、日本は対象外

 2020年1月20日(月)本日、米Netflixがスタジオジブリの長編アニメ作品の配信を2月から開始すると発表しました。しかし、日本、米国、カナダは対象外となります。

 2月1日に「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」などを皮切りに毎月追加され4月までに21作品が最大で28言語の字幕、20言語の吹き替えで配信されます。

 ビッグニュースですが、なぜ日本では配信されないのか、という点について。




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 以前も記事に書きましたが、スタジオジブリの作品は日本テレビの協力で制作されており、国内の放映権はすべて日本テレビが所持、ご覧になっていておわかりだと思いますが地上波での放送はすべて日本テレビ網で行われています。

 そして、日本国内に於いて、日本テレビはNetflixと同等・競合の動画配信サービスであるHuluを所持しています。具体的に言及はされていませんが、まず間違いなく日本国内でサブスクリプションサービスでスタジオジブリ作品が配信されるとすればHulu以外に考えられないと思います。

 海外ではそういった縛りが無いため顧客数や体制などを考えてNetflixが選ばれたのだと考えられますが、国内ではおそらくそうはいかないでしょう。最高でもHuluと同時にNetflixも、が限界で、少なくともHuluが外れることは無いと思われます。

 ちなみに米国ではケーブル放送局最大手のHBOが配信権を獲得しており、すでにそちらでの配信が予告されています。

 とはいえ、海外で配信開始となれば、配信先は違う可能性が高いといえど国内での配信も迫っている可能性があります。楽しみに待ちましょう。

 NETFLIX RELEASES 21 STUDIO GHIBLI MASTERPIECES AROUND THE WORLD




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Netflix

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カテゴリ:エンターテインメント

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