NetflixのバイスプレジデントであるKeela Robison氏が10月28日に、映像の再生速度を変更するシステムのテストを開始した旨発表しています。
それによると、再生速度は0.5〜1.5倍の範囲で変更が可能とのことで、高速だけでなく遅く再生することもできるようです。現時点で対象としているのはスマホやタブレットといったモバイル端末での再生においてとのことで、スマートテレビなどでの再生では未定の模様。
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しかしこの機能のテスト発表を受けて、ハリウッドの一部のクリエイターからは「再生速度の変更は映像制作者の意図に反する」と反発の声も上がっているとのこと。
とはいえ、再生速度の変更は過程用のDVDやBlu-rayレコーダーでも多く搭載されている機能で、アプリでもYouTubeなどで利用は可能です。実際にNetflixではユーザーからの声を受けてこのテストを開始したとあります。
Netflixとしてはそちらの声も受けて、実際の導入に関してはテストのフィードバック次第としており、現時点では決定とはしていないようです。
個人的には反発するクリエイターの意見もわからなくはないのですが、すでに多くのプラットフォームで利用ができている機能だけに、今更Netflixだけ排除するというのは難しいと感じます。個人個人、実際に使うかは別として、やはり国内でも要望の高い機能だと思われます。